環境省は今年2月に「くらしの10年ロードマップ~デコ活による新しい豊かな暮らしの実現~」を策定した。6月使用分(7月請求分)から一般家庭向けの電気代が値上がりするため(値上がり幅は契約電力会社・プランなどによって異なる。また、補助金が再開された場合は一時的に再び下がる可能性がある)、この機に、「くらしの10年ロードマップ」をチェックし、日々の行動やライフスタイルを見直してはどうだろうか?
例えば、「職」はテレワークの実践、「衣」はクールビズ・ウォームビズ、サステナブルファッションの実践、「移」は電動車や環境負荷がより少ない移動手段の選択を挙げている。なお、中間地点で進捗評価を行い、必要に応じてロードマップを見直すとしている。
一般消費者の興味・関心度が高いと考えられる「買・食」では、地産地消・食べきり(食品ロス対策)、ごみの削減・分別(資源循環)を挙げ、ボトルネック解消に向け、サステナブルな食生活や資源循環を実践できる機会を拡大するとともに、必要な情報を提供していく。
環境省は「くらしの10年ロードマップ」に先立ち、脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動「デコ活」の具体的な取り組みとして、「デコ活アクション」を決定した。
そのうち、節電や省エネにつながる今すぐ可能なアクションは、「LED・省エネ家電などを選ぶ」「食品の食べ切り、食材の使い切り」「宅配便は一度で受け取る」など。長期的には「電気代をおさえる断熱省エネ住宅に住む」「太陽光発電など、再生可能エネルギーを取り入れる」「高効率の給湯器、節水できる機器(シャワーヘッド・洗濯機・キッチン・トイレなど)を選ぶ」なども有効だ。電気・ガスといった光熱費を抑えたい、環境にやさしい暮らしを送りたいと思うなら、取り組めるアクションからぜひ実践しよう。
「デコ活」推進に向けた「くらしの10年ロードマップ」が公開中
「くらしの10年ロードマップ」は、2023年6月16日に閣議決定された「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画」に基づき、1000を超える企業・自治体・団体などが参画する官民連携協議会(デコ活応援団)で議論しながら、消費者の行動変容・ライフスタイル転換を促進し、脱炭素につながる新しい価値創造・豊かな暮らしを実現するために必要な方策・道筋を示すためにまとめたもの。暮らしの全領域(衣食住・職・移動・買い物)を大きく7分野(住[外]、住[内]、衣、買・食、職、移、基盤)に分け、課題やボトルネックの解消に向けた方策を示している。例えば、「職」はテレワークの実践、「衣」はクールビズ・ウォームビズ、サステナブルファッションの実践、「移」は電動車や環境負荷がより少ない移動手段の選択を挙げている。なお、中間地点で進捗評価を行い、必要に応じてロードマップを見直すとしている。
一般消費者の興味・関心度が高いと考えられる「買・食」では、地産地消・食べきり(食品ロス対策)、ごみの削減・分別(資源循環)を挙げ、ボトルネック解消に向け、サステナブルな食生活や資源循環を実践できる機会を拡大するとともに、必要な情報を提供していく。
環境省は「くらしの10年ロードマップ」に先立ち、脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動「デコ活」の具体的な取り組みとして、「デコ活アクション」を決定した。
そのうち、節電や省エネにつながる今すぐ可能なアクションは、「LED・省エネ家電などを選ぶ」「食品の食べ切り、食材の使い切り」「宅配便は一度で受け取る」など。長期的には「電気代をおさえる断熱省エネ住宅に住む」「太陽光発電など、再生可能エネルギーを取り入れる」「高効率の給湯器、節水できる機器(シャワーヘッド・洗濯機・キッチン・トイレなど)を選ぶ」なども有効だ。電気・ガスといった光熱費を抑えたい、環境にやさしい暮らしを送りたいと思うなら、取り組めるアクションからぜひ実践しよう。