アイ・オー・データ機器が英Canonicalとの連携で新事業、Ubuntu搭載製品を販売
アイ・オー・データ機器は、Linux OS「Ubuntu」について英Canonical Groupとライセンス契約を交わした。Ubuntuは、PCやクラウド、インターネットに接続された機器を、全ての環境で動作可能なOSS(オープンソースソフトウェア)。アイ・オー・データ機器は英Canonicalが提供する「Ubuntu Pro for Devices」プログラムにもとづいて、Ubuntuを活用した新事業の展開や新製品の提供を行っていく。
このような環境下、アイ・オー・データ機器はデータやシステムの透明性を確保し、データとシステムをコントロールするために制約なく利用できるオープンソースのシステムと、エッジでの処理でクラウドをサポートする基盤となるデバイスとして、Ubuntuを搭載した製品とUbuntu Pro for Devicesのプリインストールライセンスを提供することになった。細野昭雄会長は、「ユーザーの選択肢を増やしていく」と説明している。
Ubuntu関連ビジネスとして、初年度の売り上げは8億円を目指している。今後は、エッジでAIを動作させるNPU搭載モデルや小型でライトなモデルなど、パートナー企業と選択肢を増やしてビジネス拡大を図っていく。
ユーザーの選択肢を増やしていく
最近では、データのプロセシング・保管のクラウドへの依存度が高まりつつあり、データを扱うプラットフォームが外資系企業に依存している。そのシステムはクローズドであり、詳しい仕組みを知ることができないブラックボックスとなっている。このような環境下、アイ・オー・データ機器はデータやシステムの透明性を確保し、データとシステムをコントロールするために制約なく利用できるオープンソースのシステムと、エッジでの処理でクラウドをサポートする基盤となるデバイスとして、Ubuntuを搭載した製品とUbuntu Pro for Devicesのプリインストールライセンスを提供することになった。細野昭雄会長は、「ユーザーの選択肢を増やしていく」と説明している。
Ubuntu関連ビジネスとして、初年度の売り上げは8億円を目指している。今後は、エッジでAIを動作させるNPU搭載モデルや小型でライトなモデルなど、パートナー企業と選択肢を増やしてビジネス拡大を図っていく。