大阪府民がひた隠しにする「本当にうまい名産」、粉もんは真に美味しいものを隠すためのフェイクだった?
「がっちょ」や「幻のレンコン」、ごぼうのような「大根」も
また「がっちょ」と呼ばれる魚も泉州付近の地元民に好まれている。ハタタテヌメリやネズミゴチといった10~20cm程の体長の魚をまとめて「がっちょ」と呼んでおり、これらの魚が「餌にがつがつと食らいつく」ことからその名がついたそう。骨まで食べられるカリカリの唐揚げは絶品で、子どものおやつや、お酒のおつまみとして愛されている。SNSでは「泉州以外の府民にすらも教えたくない」との声も上がっていた。
他の隠れた名産品には、「門真レンコン」も挙げられる。この「門真レンコン」は、レンコンとは思えないほど甘味が強くもっちりとした食感が特徴。流通が少ない上に人気が高く、地元でも「幻のレンコン」と呼ばれている。
世界一長いと言われる「守口大根」も知られざる逸品だ。インパクトのある1メートル以上の細長い見た目はまるで「ごぼう」のよう。
一般的な大根に比べて実が引き締まっていて、漬物にすると歯切れよくパリパリとした食感になる。「守口大根は外せないよね」「レンコンは初めて食べたら絶対ビックリするはず」と、地元民も味には自信を持っているようだ。
数々の知られざる独自グルメに、ネット上では「大阪って野菜とか魚とか、自然のものが実はおいしいんだよね」「粉もんの看板は実は他府県民から真に美味しいものを隠すためのフェイク」などの声が。大阪を訪れた際には「たこ焼き」や「お好み焼き」以外も味わって、くいだおれてみてはいかがだろうか。(フリーライター・井原亘)
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■Profile
井原亘
元PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンとSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホをチェックしている