富士山の新たな入山管理、静岡県とKKdayが登山者を守る取り組みを試行
KKDAY JAPAN(ケーケーデイジャパン)と静岡県は6月10日に、安全で快適な富士登山の実現をすべく、富士登山シーズンに静岡県側の登山口(富士宮・御殿場・須走ルート)からの入山者を対象に、KKDAY JAPANのチケットシステムを活用した入山管理システム「静岡県富士登山事前登録システム」の試行を開始した。
KKDAY JAPANが提供するチケット管理システム「rezio(レジオ)」を導入することで、事前登録のオンライン化と電子チケット化が実現しており、登山者は入山前にKKDAY JAPANのウェブサイトにて、登山計画の記入と富士登山のルール・マナーに関する事前学習を行った後、指定されたチェックポイントで電子チケットを提示して、認証を受けることでスムーズに登山を始められる。同システムは、日本語を含む17言語に対応しているので、増加するインバウンド登山者の利用も可能となっている。
通行料は無料で、人数制限も設けないものの、16時以降は山小屋宿泊予約の有無が確認され、予約がない場合は登山の自粛が勧告される。なお、事前登録を行うと、オリジナル富士山デジタル壁紙がもらえる。
あわせて、環境保全や登山者の安全対策を目的とした「富士山保全協力金」および「富士山寄付金」のオンライン納付も開始されている。「富士山保全協力金」は5合目から先に立ち入る人、「富士山寄付金」は「富士山保全協力金」の対象者以外が対象で、どちらも1人1000円。納付すると、富士ヒノキを使用した富士山保全協力者証がもらえる。
チケットシステムを活用
「静岡県富士登山事前登録システム」では、2023年の富士登山者数が新型コロナ禍前の水準まで回復し、その人気が国内外に広がっている一方で、夜間の弾丸登山や軽装登山による遭難や事故のリスク、ルール・マナー違反による自然環境への影響が深刻化していることから、これらに対応するとともに世界遺産富士山を守り・伝え、安全で快適な富士登山の実現を目指して、デジタルを活用したより効率的な入山管理が行われる。KKDAY JAPANが提供するチケット管理システム「rezio(レジオ)」を導入することで、事前登録のオンライン化と電子チケット化が実現しており、登山者は入山前にKKDAY JAPANのウェブサイトにて、登山計画の記入と富士登山のルール・マナーに関する事前学習を行った後、指定されたチェックポイントで電子チケットを提示して、認証を受けることでスムーズに登山を始められる。同システムは、日本語を含む17言語に対応しているので、増加するインバウンド登山者の利用も可能となっている。
通行料は無料で、人数制限も設けないものの、16時以降は山小屋宿泊予約の有無が確認され、予約がない場合は登山の自粛が勧告される。なお、事前登録を行うと、オリジナル富士山デジタル壁紙がもらえる。
あわせて、環境保全や登山者の安全対策を目的とした「富士山保全協力金」および「富士山寄付金」のオンライン納付も開始されている。「富士山保全協力金」は5合目から先に立ち入る人、「富士山寄付金」は「富士山保全協力金」の対象者以外が対象で、どちらも1人1000円。納付すると、富士ヒノキを使用した富士山保全協力者証がもらえる。