もう常識かと思いきや… 実は「お祈り」が通じない世代も多い
「お祈りメール」サービスの利用学生は4.5万人!?
ABABAは、「最終選考で落ちた」就活生を「最終選考まで『残る実力があった』」就活生という価値を付けて、「お祈りメール」末尾のABABAリンクから登録すると、他の企業の採用担当者がそれを閲覧できる仕組みを作り出した。他社が一定評価した就活生にアプローチできることで採用側の労力も効率的にカットでき、就活生にとっては「最終選考まで残った」ことを強みに別の企業の内定につなげられるので、双方にとってメリットがありそうだ。既に2024年3月時点で利用企業は1100社、利用学生は4.5万人を超えている。
これまではネガティブなイメージしかなかった「お祈り」だが、確実に就活市場の中で存在感を増している、あなたも「お祈り」というワードを前向きに使っていってみてはいかがだろうか。(フリーライター・井原亘)
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■Profile
井原亘
元PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンとSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホをチェックしている