【記者のひとこと】普及のきっかけに

コラム

2024/06/11 10:00

 NECは2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)に顔認証システムを導入すると発表しました。顔認証による手ぶらでの決済を可能にし、混雑緩和などを目指すとしています。

 顔認証決済は、事前の顔情報の登録と、大阪・関西万博の独自の電子マネー「ミャクペ!」の会員登録で利用でき、専用の端末に顔を近づけるだけで決済を完了します。両手がふさがっている状態でも支払いが可能で、購買体験の向上が期待されます。

 大阪・関西万博の開催まで1年を切りました。多くの来場者が顔認証決済を体験するため、普及のきっかけになるかもしれません。将来的に生活の一部を担う可能性がある先端技術を体験しに会場へ赴きたくなりました。(大畑直悠)

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