【デジタルな仕事でスローな八ヶ岳暮らし・10】6月になると、そろそろ梅雨入りも近づいてきますね。例年、6月の上旬には八ヶ岳のある甲信越エリアも梅雨入りします。雨はうっとうしいですし、この時期の東京は蒸し暑くて不快ですよね。
これから暑い季節に向かいますが、梅雨や夏になるとこの湿度の低さはありがたいですね。夜NHKニュースの天気予報を観てて、「今日は暑くなりましたね~」とか「蒸し暑かったですよね~」とかのコメントを聞きながら、下手すると毛布に包まりながら、「ふーん、東京は暑いのねえ」と思って過ごしています。
さすがに日中外で体を動かしていると暑いんですが、家の中で仕事をしている分には全く暑さは感じません。むしろ、ちょっと1枚着てないと肌寒いくらい。東京のクライアントとZoom会議をしていると向こうは半袖なのにこちらはニットを着てる、なんてこともあります。
東京が蒸し暑い6月、八ヶ岳でワーケーションすれば気持ち良く仕事にも集中できますよ。
季節的には、まず早春からウグイス。5月中旬からはホトトギス。そして5月下旬以降からカッコウ、という感じです。ホトトギスの声は知らないという人でも、カッコウの鳴き声は知っていますよね。その名の通り、「カッコーカッコー」という声です。
僕が暮らしているところでも、今は毎日カッコウの声が聞こえます。八ヶ岳に暮らしていると、いつの間にか野鳥や花の名前も覚えるようになってくるんですよね。
有名なのは入笠山のスズラン。小さな白い花で、石鹸のような清楚な香りが特徴です。入笠山はニホンスズランの自生地。6月上旬は、湿原いっぱいニホンスズランが咲きます。スズランの香りは、作業ミスを減らす効果があるそうです。仕事が煮詰まったら、入笠山でリフレッシュするのも素敵ですね(ただしスズランには強い毒があるので花は触らないように気をつけましょう。触ってしまったらしっかり手を洗ってください)。
コマクサも有名です。こちらは八ヶ岳に登らないと自生地には行けないのでちょっとハードルが高いですが、山歩きが好きな人はこの季節を狙ってコマクサの写真を撮っている人も多いんですよ。
実は北八ヶ岳、日本三大苔の聖地と呼ばれているんです。他の2カ所は、鹿児島県・屋久島と青森県・奥入瀬渓流です。僕は3カ所とも行ったことがあるんですが、地元びいきを抜いても北八ヶ岳が一番美しいと思います。
白駒池の周りを散策するのがおすすめです。白駒池は、駐車場から徒歩10分でいける山小屋・青苔荘があります。青い苔の荘という名の通り、この周りは苔がまるで緑のカーペットのようにきれいです。白駒池は一周1時間弱で歩けるので、この季節に元気な苔を見るために出かけてみましょう(雨の日は特に足元が滑るのでトレッキングシューズなど滑りにくい靴で歩いてください)。
実は、八ヶ岳周辺にはハザードエリアも多いんです。急峻な八ヶ岳の麓ですので、土砂災害ハザードが設定されているエリアもたくさんあるんです。まあハザードエリアとはいえ普通に集落もあるんですが、それでも新たに移住しようという時にはきちんとリスクを理解しておいた方がいいと思います。
ちなみに、東京も相当広いエリアが水害ハザードエリアに指定されています。災害は過度に恐れるのではなく、正しくリスクを理解して暮らすことが大切ですね(あ、僕の暮らしているところはハザードエリアではありません)。
次回も八ヶ岳暮らしのリアル、ワーケーションや地方移住について詳しくお話ししていきますね。あなたの働き方、暮らし方がハッピーでありますように!(TMR・玉利裕重)
湿度が低いから八ヶ岳は梅雨時でも快適
八ヶ岳で暮らしていて実感するのが、湿度の低さです。標高が高いので、もちろん気温も東京よりは低いのですが、湿度が低いので梅雨時も蒸し蒸ししないんです。これから暑い季節に向かいますが、梅雨や夏になるとこの湿度の低さはありがたいですね。夜NHKニュースの天気予報を観てて、「今日は暑くなりましたね~」とか「蒸し暑かったですよね~」とかのコメントを聞きながら、下手すると毛布に包まりながら、「ふーん、東京は暑いのねえ」と思って過ごしています。
さすがに日中外で体を動かしていると暑いんですが、家の中で仕事をしている分には全く暑さは感じません。むしろ、ちょっと1枚着てないと肌寒いくらい。東京のクライアントとZoom会議をしていると向こうは半袖なのにこちらはニットを着てる、なんてこともあります。
東京が蒸し暑い6月、八ヶ岳でワーケーションすれば気持ち良く仕事にも集中できますよ。
カッコウやホトトギスの鳴き声で初夏の訪れを感じる
5月下旬から6月になると、野鳥が季節を教えてくれます。春はウグイスの声がよく聞こえていたのですが、だんだんとカッコウやホトトギスの鳴き声が聞こえるようになります。季節的には、まず早春からウグイス。5月中旬からはホトトギス。そして5月下旬以降からカッコウ、という感じです。ホトトギスの声は知らないという人でも、カッコウの鳴き声は知っていますよね。その名の通り、「カッコーカッコー」という声です。
僕が暮らしているところでも、今は毎日カッコウの声が聞こえます。八ヶ岳に暮らしていると、いつの間にか野鳥や花の名前も覚えるようになってくるんですよね。
6月になるとスズランやコマクサなど高山植物の花が咲き始める
梅雨時とはいえ、毎日雨が降るわけではありませんよね。晴れた日は、山へハイキングに出かけましょう。6月になると、高山植物も花を咲かせます。有名なのは入笠山のスズラン。小さな白い花で、石鹸のような清楚な香りが特徴です。入笠山はニホンスズランの自生地。6月上旬は、湿原いっぱいニホンスズランが咲きます。スズランの香りは、作業ミスを減らす効果があるそうです。仕事が煮詰まったら、入笠山でリフレッシュするのも素敵ですね(ただしスズランには強い毒があるので花は触らないように気をつけましょう。触ってしまったらしっかり手を洗ってください)。
コマクサも有名です。こちらは八ヶ岳に登らないと自生地には行けないのでちょっとハードルが高いですが、山歩きが好きな人はこの季節を狙ってコマクサの写真を撮っている人も多いんですよ。
雨の日も楽しもう! 北八ヶ岳は日本三大苔の聖地
八ヶ岳では、少しくらいなら雨の日も楽しめます(とはいえ、大雨の日は楽しめませんけど)。実は北八ヶ岳、日本三大苔の聖地と呼ばれているんです。他の2カ所は、鹿児島県・屋久島と青森県・奥入瀬渓流です。僕は3カ所とも行ったことがあるんですが、地元びいきを抜いても北八ヶ岳が一番美しいと思います。
白駒池の周りを散策するのがおすすめです。白駒池は、駐車場から徒歩10分でいける山小屋・青苔荘があります。青い苔の荘という名の通り、この周りは苔がまるで緑のカーペットのようにきれいです。白駒池は一周1時間弱で歩けるので、この季節に元気な苔を見るために出かけてみましょう(雨の日は特に足元が滑るのでトレッキングシューズなど滑りにくい靴で歩いてください)。
でも最近は大雨も多いから災害には気をつけよう
ご紹介したように、八ヶ岳では春夏秋冬だけでなく梅雨時も快適に楽しめます。とはいえ、最近は予想を上回る豪雨も増えてきました。幸いこれまで八ヶ岳で暮らしていて、災害は発生していません。それでも注意をするに越したことはないですよね。実は、八ヶ岳周辺にはハザードエリアも多いんです。急峻な八ヶ岳の麓ですので、土砂災害ハザードが設定されているエリアもたくさんあるんです。まあハザードエリアとはいえ普通に集落もあるんですが、それでも新たに移住しようという時にはきちんとリスクを理解しておいた方がいいと思います。
ちなみに、東京も相当広いエリアが水害ハザードエリアに指定されています。災害は過度に恐れるのではなく、正しくリスクを理解して暮らすことが大切ですね(あ、僕の暮らしているところはハザードエリアではありません)。
これからも八ヶ岳暮らしのリアルをお届けしていきます!
うっとうしい梅雨時。だけど、八ヶ岳なら梅雨ならではの楽しみも体験できます。雨の日は、雨を楽しみましょう。運よく晴れた日は、カラッとしていてすごく気持ちいい季節です。暑すぎずアウトドアを楽しむのもいいですね(天気の急変には気をつけてくださいね)。他にも僕のブログ「ヤツナビ(https://yatsunavi.jp)」でも八ヶ岳暮らしの情報をお届けしているのでこちらもご覧ください。次回も八ヶ岳暮らしのリアル、ワーケーションや地方移住について詳しくお話ししていきますね。あなたの働き方、暮らし方がハッピーでありますように!(TMR・玉利裕重)