ヴァル研究所とネクスト・モビリティは、「駅すぱあと for web」とAI活用型オンデマンドバス「のるーと」を連携して福岡アイランドシティエリア(福岡県福岡市)を対象とした経路検索の実証実験を6月6日に開始した。
駅すぱあとでは、計画されたダイヤに基づく情報の提供がメインであり、予約状況ごとにルートが生成されるデマンド交通は一部サービスでの対応だった。今回の実証は、日本の移動を「経路検索」で支えるという想いの元、地域交通の課題解決の一助となるために行われる。
同実証を通じて、経路検索結果によるユーザー動向への影響を調査するとともに、デマンド交通の認知拡大と、のるーとの利用促進を図ることで、ユーザーの利便性の向上にもつなげていく。
オンデマンドバス「のるーと」の経路が表示
実証では、駅すぱあと for webで福岡アイランドシティエリア内のミーティングポイント(乗り場)を出発地または目的地に指定して経路検索を行うと、従来表示されていた鉄道やバスなどの公共交通機関を利用した経路に加えて、オンデマンドバスである、のるーとを利用した経路が表示されるようにする。駅すぱあとでは、計画されたダイヤに基づく情報の提供がメインであり、予約状況ごとにルートが生成されるデマンド交通は一部サービスでの対応だった。今回の実証は、日本の移動を「経路検索」で支えるという想いの元、地域交通の課題解決の一助となるために行われる。
同実証を通じて、経路検索結果によるユーザー動向への影響を調査するとともに、デマンド交通の認知拡大と、のるーとの利用促進を図ることで、ユーザーの利便性の向上にもつなげていく。