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1.3時間で1000Wh充電できる急速充電器、自動車のオルタネーターでの余剰電力を利用

暮らし

2024/06/05 09:00

 ECOFlow Technology Japanは6月3日に、自動車のオルタネーターでの余剰電力を利用して、走行中に最大800W出力、1.3時間で1000Whを充電できる急速充電器「EcoFlow Alternator Charger」を発表した。価格は8万8000円で、同日に同社の公式オンラインショップなどでの販売を開始している。

EcoFlow Alternator Charger

移動中でも電力供給に困らない

 「EcoFlow Alternator Charger」は、オルタネーターによって発電される電力の余剰分を、DC-DCコンバーターを通じて「EcoFlowポータブル電源」に充電することで、移動中でも電力供給に困ることなくさまざまな家電製品の利用を可能にする。

 急速充電器、メンテナンス装置、メインバッテリへの逆充電という3つの機能を備えており、時間やコスト削減だけでなく省スペース化も実現した。メインバッテリを常に良好な状態に保つべく、アプリでの遠隔監視と制御機能を備えている。

 モードは、オルタネーター(メインバッテリー)からの余分な電気を使ってポータブル電源を充電する「充電モード」、ポータブル電源を使用してスターターバッテリを充電する「逆充電モード」、アイドリング時により低い電流を使用してスターターバッテリーの寿命を延長する「バッテリーメンテナンスモード」の3種類を用意する。

 「EcoFlowポータブル電源」への充電は、DC-DC コンバータでアイドリング時および走行中に行われる。1.3時間で「EcoFlowポータブル電源」を満充電にすることが可能で、長時間の移動に必要な電力を供給し続けられる。オルタネーターチャージャーは、12V/24V RV キャンピングカーのバッテリーに対応しており、「EcoFlowポータブル電源」に接続してキャンピングカーのバッテリを保護しつつ電力貯蔵容量を最大7.2kWh拡張でき、キャンピングカーのバッテリー稼働時間を延長させられる。
 
使用イメージ

 SUV、トラックキャンパー、キャンピングカーなどさまざまな車種に対応し、同社の製品を接続して使用することで、車中でも自宅にいるかのように過ごせるようになる。