6月2日(本日)は「06(オム)02(レツ)」の語呂合わせから、日本シュリンク包装卵協会によって「オムレツの日」に制定されている。ということで、そんなオムレツの日を祝し、オムライス、オムソバに変わる、新しいオム○○作りに挑戦。今回はファミリマートで発売されている、さまざまな麺類を購入し、バターをたっぷり使ったオムの皮を乗せていく。さて、オムレツと炭水化物の新たなマリアージュ、発見となるか。
冷凍の海老まぜそばをレンジで温め、さっそく出来立てのオムの皮をオン。見た目はほぼオムそば、というか、これも一種のオムそばか。
たまごとまぜそば、両方を口に入れてみると、「こ、これは、ヤバすぎ劇ウマ丸!」。丸の使い方が正解なのかも気にならないくらいの完成度だ。若干濃い醤油味のまぜそばにバターのコクが加わり、さらに濃厚な味わいになるかと思いきや、たまごが全体をまろやかにするため絶妙なハーモニーが生まれている。
たまごのトロリ食感とまぜそばの相性もよく、釜玉うどんとまではいかないが、濃厚な飲み物感すら感じる。海老の風味ももちろん感じられて、これはもしかするといきなりオムソバを超える名作で出会ってしまったかも。次への期待も抑えずにはいられない。
あさりの出汁とニンニクの風味がどんな味わいとなるのか、期待を膨らませつつ、先ほどと同じく作ったオムをオン。早速、たまごとパスタをほうばってみると、「う、う、うまい、のか?」。バターの風味が鼻を駆け抜け、たまごの甘さがじんわりと広がったあとに残るのは、パスタとあさりの食感だけ。食べ進めると、若干ニンニクの香りやあさり出汁の味わいも感じなくはないが、味の捜索隊がそこそこ頑張って発見できるレベル。
もしかすると、ナポリタンやミートソース、カルボナーラなどの濃い味付けのパスタだったら、おいしい化学変化が楽しめたかもしれないが、ありがちな結果にならないように考えすぎて薄味を選んだ痛恨のミス。薄味がさらに薄くなる初めてのオムパスタは、やっちまったと後悔が残る一品となった。あ、でも薄味が好きな人は、おいしく感じるかも、です。
「こ、れ、は、うん? なくはないよ。うん、なくはない」。というか、「ちょっと美味いかも?」。というか、「けっこう美味いかも」。鰹出汁の風味にバターが混じり、全体が華やかになる。何よりとろろ、トロトロたまご、蕎麦のマッチングがなかなかいい感じ。とろろ蕎麦に生卵を入れる店もあるし、素材としての相性がわりと良いのかも。TKGにバターを入れる食べ方もあるくらいだし、これは思いのほか名作となった予感。
気を取り直して、たまごと一緒にラーメンをズルリといただくと、「最初の一口からすでにうまーい!」。濃厚な醤油豚骨スープにバターの風味が混じり、味噌バターラーメンのようなリッチ感がプラス。濃い味になりすぎないか懸念はあったが、たまごが全体の味わいをマイルドにしてくれるので、逆に食べやすさすら感じる濃度。チャーシューとの相性はそれほど良くないが、オムレツを乗せることでスープも麺も旨さが増して、これまた想像以上の完成度となった。
オムチャレンジ1品目:オム海老まぜそば
最初に挑戦したのは、長年愛されるオムソバに近いことで失敗はなさそうな「海老まぜそば」のオムトッピング。オムの皮は、たまご2個をしっかりとかき混ぜ、塩胡椒で少しだけ味付けし、バターをたっぷり使って2分ほど火を通したもので、表面がトロっと流れるほど柔らかく仕上げた。冷凍の海老まぜそばをレンジで温め、さっそく出来立てのオムの皮をオン。見た目はほぼオムそば、というか、これも一種のオムそばか。
たまごとまぜそば、両方を口に入れてみると、「こ、これは、ヤバすぎ劇ウマ丸!」。丸の使い方が正解なのかも気にならないくらいの完成度だ。若干濃い醤油味のまぜそばにバターのコクが加わり、さらに濃厚な味わいになるかと思いきや、たまごが全体をまろやかにするため絶妙なハーモニーが生まれている。
たまごのトロリ食感とまぜそばの相性もよく、釜玉うどんとまではいかないが、濃厚な飲み物感すら感じる。海老の風味ももちろん感じられて、これはもしかするといきなりオムソバを超える名作で出会ってしまったかも。次への期待も抑えずにはいられない。
オムチャレンジ2品目:オムスパゲティ
次は、洋食&洋食ということで、なんだか良さげな結果が想像できるパスタのオム化。よりダイレクトにたまごの味わいを感じるべく、塩味ベースのこちらを購入した。あさりの出汁とニンニクの風味がどんな味わいとなるのか、期待を膨らませつつ、先ほどと同じく作ったオムをオン。早速、たまごとパスタをほうばってみると、「う、う、うまい、のか?」。バターの風味が鼻を駆け抜け、たまごの甘さがじんわりと広がったあとに残るのは、パスタとあさりの食感だけ。食べ進めると、若干ニンニクの香りやあさり出汁の味わいも感じなくはないが、味の捜索隊がそこそこ頑張って発見できるレベル。
もしかすると、ナポリタンやミートソース、カルボナーラなどの濃い味付けのパスタだったら、おいしい化学変化が楽しめたかもしれないが、ありがちな結果にならないように考えすぎて薄味を選んだ痛恨のミス。薄味がさらに薄くなる初めてのオムパスタは、やっちまったと後悔が残る一品となった。あ、でも薄味が好きな人は、おいしく感じるかも、です。
オムチャレンジ3品目:オム冷やしとろろ蕎麦
さて、気を取り直してお次は和食。冷やしとろろ蕎麦のオム化に挑戦してみよう。生粋の和風味、冷たい料理、とろろの粘り気などなど、トラップありまくりで、先ほどのオムパスタなど比べものにならならない散々な結末の可能性もありありだが、乗り掛かった船を降りるわけにはいかない。ということで、とろろと蕎麦をしっかり混ぜ合わせ、その上にオムをオンしていただく。「こ、れ、は、うん? なくはないよ。うん、なくはない」。というか、「ちょっと美味いかも?」。というか、「けっこう美味いかも」。鰹出汁の風味にバターが混じり、全体が華やかになる。何よりとろろ、トロトロたまご、蕎麦のマッチングがなかなかいい感じ。とろろ蕎麦に生卵を入れる店もあるし、素材としての相性がわりと良いのかも。TKGにバターを入れる食べ方もあるくらいだし、これは思いのほか名作となった予感。
オムチャレンジ4品目:オム家系ラーメン
さて、最後にチャレンジしたのは今や日本最強の国民食ともいえるラーメンだ。味はオムに負けない濃い味付けの横浜家系ラーメンをチョイスした。4品目にしてオム皮作りにもちょいと飽きてきたので、オムレツをオンするスタイルでいただこう。ラーメンの上のオムレツの真ん中を割ると、トロトロたまごがパッカーと出てくる、はずだけど、火を入れすぎたのかぼろっと崩れてしまった。しかし、味付けはこれまでと同じ。気を取り直して、たまごと一緒にラーメンをズルリといただくと、「最初の一口からすでにうまーい!」。濃厚な醤油豚骨スープにバターの風味が混じり、味噌バターラーメンのようなリッチ感がプラス。濃い味になりすぎないか懸念はあったが、たまごが全体の味わいをマイルドにしてくれるので、逆に食べやすさすら感じる濃度。チャーシューとの相性はそれほど良くないが、オムレツを乗せることでスープも麺も旨さが増して、これまた想像以上の完成度となった。