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まるで韓国に空間移動したかのよう、K-POPグッズ販売を繰り広げるドン・キホーテに行ってきた

暮らし

2024/05/31 18:00

 日本のショッピングの殿堂、ドン・キホーテに、K-POPファンの心を躍らせるSM TOWNの公式グッズが登場しました。これは、韓国の大手芸能事務所SM ENTERTAINMENT(通称SM)の所属アーティストの商品が、日本のドン・キホーテの店舗内で購入可能となる初の試みです。新大久保に近い新宿店をはじめとする複数の店舗で、期間限定で展開されるこのイベントは、SMファンにとって、まさに韓国に空間移動したかのような世界を提供しています。そこで、筆者もドン・キホーテ新宿店に行ってきました。

ドン・キホーテ新宿店の新大久保から近い入口
(筆者撮影)

ドン・キホーテならではの迷路のような場所を抜けるとそこにはSM TOWN一色の世界が広がる

 まず、新宿方面からドン・キホーテに入りましたが、どこにグッズ売り場があるのか全く分からず、ドン・キホーテにありがちな店内をさまよった挙げ句、店員さんに聞いてみると、「新大久保に近い入口の方から階段を登って3階です」といわれました。そうです、K-POPグッズだけに、新大久保から潜入しなければならなかったのです。そして、ようやくたどり着いた入口は、すでにSM TOWN一色になっており、階段を登る途中もアーティストの写真が沢山貼られ、もうこれは完全にオフィシャルなSM TOWNです。

 3階にたどり着くまでの間にテンションが上ってくるのを感じながら、ようやくショップに入ることができました。ここには、SUPER JUNIORやNCT 127、aespaなど、人気アーティストの写真がショップ全体に大きく飾られており、2024 SEASON'S GREETINGSやアルバムのフォトセットなどが所狭しと並んでいるという夢のような空間となっていました。

 さらに、一部の店舗では、記念撮影ができるフォトパネルの設置もあり、ファンの交流の場としても機能しています。筆者お目当てのaespaグッズは、基本的に女子向けに作られたようなアクセサリやメイクグッズが多く、数量限定の商品で、売り切れ次第終了となるため、早めに行かれることをおすすめします。
 
階段がすでにSM TOWNになっている(筆者撮影)

 通常、日本ではK-POPグッズをオンラインで購入することなり、そのため、実際に届いたとき「思っていたものと違う」となることもありますが、このようなSM TOWNのオフィシャルグッズを自分の目で見て購入できることは、一定の安心感があり、ついついたくさん購入してしまうという結果になりがちですね。ドン・キホーテとSMが提供するこの特別な体験は、ファンにとってはもちろん、K-POP文化をより身近に感じたいと思っている人々にとっても貴重な機会です。

 ドン・キホーテさん、ありがとうございました。今後もこのような企画を続けていただきたいです。
 
aespaのオフィシャルブックもたくさん販売されています(筆者撮影)

今年の夏はaespaの勢いが止まらない

 aespaは1stフルアルバム「Armageddon」を6月1日にリリースする予定で、アルバムからのダブルタイトル曲「Supernova」が5月13日に公開されました。この曲は、「Supernova」はその魅力的なリズムとキャッチーなメロディで、瞬く間に多くのファンの心を掴みました。重厚なベースと鮮やかなシンセサウンドが特徴のこのダンストラックは、aespa、そしてSMの独特な音楽性を前面に押し出しています。歌詞は、新しい次元の扉が開くことの始まりを超新星に例え、aespaの世界観の第二章の幕開けを予感させます。

 これまで、aespaはメンバーそれぞれのアバターが設定されており、メンバー本人とアバターが一緒に活動するという、かなり独特なアクの強い世界観がありましたが、ここにきて「アバターからの決別」をしたようです。もちろん、アバターに対する魅力を感じている人もいらっしゃると思いますが、今後はメタバースに囚われずに自由なアイディアで活動をすることができるようになります。

 「Supernova」はiTunesのトップソングチャートで複数の国々で1位を獲得し、Spotifyでのストリーム数も1400万回を超えるなど、デジタルパフォーマンスの面でもaespaの力を証明しています。さらに、中国や日本の配信サイトランキングでも1位を獲得するなど、韓国本国だけではなく世界的な人気となっています。「Supernova」のミュージックビデオは、今までのメタバースの世界観とは異なり、新たに繰り広げられる楽しい映像とミニマルなサウンドが相乗効果を生んで大きな話題となっています。

 ビデオは公開されたばかりですが、すでに再生回数が4500万回を突破するなど、楽曲の人気と相まってその勢いは止まらなくなっています。そして、この勢いに追い打ちをかけて、次のダブルタイトル曲「Armageddon」がリリースされるのにも大きな期待が掛かっています。
 

満を持して待ち望まれた日本デビュー

 1stアルバムのリリースに続いて日本のファンにとても嬉しいニュースが届きました。aespaが日本での活動を本格化させ、7月3日に待望の日本デビューシングル「Hot Mess」をリリースすることが決定したのです。24年初頭のインタビューで、リーダーのカリナはグループの日本デビューをほのめかして話題となり、ファンは密かに期待していましたが、それが現実となったわけです。

 この新しいステージは日本でのキャリアにとって重要なステップとなることでしょう。7月には「2024 aespa LIVE TOUR - SYNK : Parallel Line - in JAPAN」を開催する予定です。福岡、愛知、埼玉、大阪での9回の公演が控えており、前売りはすでにソールドアウトしています。

 そして、そのツアーの追加公演として、8月には「SYNK : Parallel Line - in TOKYO DOME -Special Edition-」と題して、さらに大きな東京ドームでの2日間に渡る特別公演も控えています。この日本デビューというニュースはaespaが7月から8月にかけて、日本での活動を集中させることを表しています。日本のファンは、この怒涛のアナウンスに戸惑いつつも興奮しています。これからのaespaの日本での活動は、今の人気を更に爆発させる予感を感じます。彼女たちの成功は、ガールズK-POPにおける革新の象徴となり、今後も多くの人々にインスピレーションを与え続けるでしょう。今年大きな飛躍を控えた彼女たちに目が離せません。(はとりーぬ&らいか)
 
 
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