スターバックス コーヒー ジャパンは、5月22日から、Apple「App Clip」を東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府、愛知県の約1000店舗で導入した。

まずは約1000店舗で導入

　「App Clip」は、「iOS 14」から加わった、コードをスキャンしたり、NFCタグをタップするだけで関連したサービスを簡単に利用できる機能。スターバックスの「App Clip」導入店舗では、店舗に掲出されているApp ClipコードをiPhoneのカメラで読み込むだけで、「Mobile Order＆Pay」が起動し、iPhoneで注文からApple Payでの決済まで可能になる。

　「Mobile Order＆Pay」はこれまで、無料のロイヤルティプログラム「Starbucks Rewards」会員しか利用できなかった。今回、多くの人々に、より便利にオーダーしてもらいたいという想いから、会員登録やアプリのインストールをしなくても「Mobile Order＆Pay」のサービスが利用できる「App Clip」の導入をスタートした。

　なお、「App Clip」を利用しているため、Androidスマートフォンでは利用できない。また、支払いはApple Payのみ（日本のApp Storeのログインが必要）。よりシームレスで、より心地よいデジタル体験の強化を目指し、7月からは全国展開する予定。