新しい共有型別荘が登場、土曜・祝前日の利用を保証

暮らし

2024/05/20 17:30

 にしがきは5月17日に、シェア別荘を全国展開する「マリントピアリゾート」において、ハイシーズンや土曜日の利用を保証する新たな共有型別荘シリーズ「レジデンスヴィラ」の販売を開始した。

「レジデンスヴィラ」として2025年春に開業を予定する
「レジデンスヴィラ河口湖Lago」のイメージ

宿泊施設の取りづらい日程を確実に抑えられる

 今回販売が開始された「レジデンスヴィラ」では、会員制リゾートホテルなどのサービスでは24~36名での共有制が多く、オフシーズンや平日を利用日に含まざるを得ないことから、「子どもの学校が休みのタイミングしか利用できないため、権利を消化しきれない」という課題を解決すべく、就学児童を持つファミリーでも利用可能な土曜日や祝前日をFIXDAYとして固定権利化する、新たな枠組みを用意している。

 各オーナーには、ゴールデンウィークや年末年始といった予約争奪戦となる人気日や土曜日を中心に設定された固定利用日(宿泊料無料)が6泊ずつ付与されるため、一般宿泊施設の取りにくい日程を毎年確実に抑えられる。なお、権利日以外の年間257日は、オーナー特別料金による先着順の予約制度を採用している。

 2025年には、「LX」シリーズと称したラグジュアリーヴィラの開業を、宮古島と北海道にて予定する。「LX」シリーズは、「レジデンスヴィラ」所有者が保有する権利日と交換可能な別荘として利用できる。また、権利日交換をスムーズに行う体制とすべく、「LX」シリーズは予約日数や期間の制限が必要となる分譲モデルではなく、弊社所有施設として開発する。
 
「レジデンスヴィラLX宮古島Ciel」の
イメージ
 
「レジデンスヴィラLX函館Zest」の
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 さらに、FIXDAYの利用予定がない場合は、ホテルとして貸し出すことでオーナーが収益を得られるシステムを採用しており、1泊の買取り金額は8万円で固定されているため、年間管理費の24万円は半数の3泊をホテル貸し出しすることで、無料にすることが可能になる。

 「レジデンスヴィラ」の第1号案件としては、「レジデンスヴィラ淡路Mare」(兵庫県洲本市)を4月27日に開業した。間取りは2LDDKK(2ベッドルーム)で、温泉、サウナ、プール、ワインセラーを備えるほか、付帯設備としてセカンドヴィラ(ゲスト棟)、寿司処、オーナー用ワインBARを用意している。1戸あたりの販売価格は1580~1780万円。
 
レジデンスヴィラ淡路Mare

 2025年春には「レジデンスヴィラ河口湖Lago」(山梨県南都留郡富士河口湖町)、2025年夏には「レジデンスヴィラ那須塩原Sante」(栃木県那須塩原市)の開業も予定している。
 
レジデンスヴィラ河口湖Lago

 「レジデンスヴィラ河口湖Lago」は、河口湖湖畔という恵まれたロケーションに1770平方メートルの敷地を確保し、間取りは3LDDKK(3ベッドルーム)で温泉、サウナ、プール、ワインセラーを備えるほか、付帯設備として専用ダイニングスペース、シアタールーム、書斎を設置する。1戸あたりの販売価格は1680万円を予定している。
 
レジデンスヴィラ那須塩原Sante

 「レジデンスヴィラ那須塩原Sante」は、那須塩原市の天然温泉が自噴する緑豊かなロケーションに、富裕層愛犬家向けの施設として建設される。間取りは2LDDKK(2ベッドルーム)で、温泉(源泉かけ流し)、サウナ、プール、ワインセラーを備えるほか、付帯設備として管理棟、専用ダイニングスペース、ロッカー、書斎を設置する。1戸あたりの税込販売価格は1780万円を予定している。