デビュー5周年!EVERGLOWの日本初の単独ライブに参戦してきた
【父娘のコラボブログ:K-POPとその周辺のお話・7】韓国の6人組K-POPアイドルグループ EVERGLOW (エバーグロー:通称エバグロ) が、単独で初となる日本公演「2024 EVERGLOW JAPAN CONCERT [ALL MY GIRLS]」を4月29日にZepp DiverCityで開催しました。筆者(父と娘)2人で参戦してきましたので、EVERGLOWの紹介も合わせてお伝えします。
EVERGLOWが所属するYuehua Entertainment(ウィエファ・エンターテインメント)は、K-POPでは珍しく中国の多国籍芸能プロダクションです。そのプロダクションからPRODUCE 48に参加した練習生は、見事IZ*ONEとしてデビューし、現在ソロでも大活躍しているチェ・イェナ、後にEVERGLOWのメンバーとなったリーダーのシヒョン、そしてイロンの3人という錚々たる布陣でした。
Rumorを見たとき、それは今後のシヒョンの行く末を応援しようと決めた瞬間でもあります。なお、RumorはH.I.N.P名義にて音楽配信サイトで公開されており、PRODUCE 48の評価曲の中でも最も高い評価を受けています。EVERGLOW自身もRumorの練習映像をYouTubeに公開し、累計194万回も再生されています。ご興味のある人は検索してみてください。
また、EVERGLOWのビジュアル担当であるイロンは、PRODUCE 48の番組内で、96人の参加練習生による投票でビジュアルセンターの1位に選ばれて脚光を浴びました。イロンは稀に見る顔天才(整った顔立ちしている人の意味)でしたが、サバイバルとしての最終順位は28位で残念ながらIZ*ONEのメンバーにはなれませんでした。番組終了後も今後の去就が注目されましたがシヒョンと同じグループとしたのでデビューして安心しました。
ところが、20年のツアー中にCOVID-19が蔓延し、EVERGLOWのツアーはキャンセルになりました。その後、イロンは韓国での活動を当面休止し、中国で個人事務所を設立して中国本国での活動を行うことになりました。その間は残るメンバー5人でEVERGLOW活動を行っていましたが新曲はリリースされず、ようやく21年12月にイロンが活動を復帰し、23年8月に4枚目のシングルアルバム「ALL MY GIRLS」で20カ月ぶりのカムバックを果たしました。
長い空白期間でファンも心配していましたが、ようやく一安心です。今年の2月に有明アリーナで開催された「Kstyle Party」で久しぶりの来日パフォーマンスを見せてくれたEVERGLOWは、そこで今回の日本での単独公演を発表しました。筆者はQWERとEVERGLOW目当てでKstyle Partyに参戦していましたので、その瞬間から待ち焦がれていました。これまで米国での活動が先行していたこともあり、日本国内でのコンサートが開催されていませんでしたので、日本のファンはデビューから5年も待たされたことになりますね。
今回の会場はZepp DiverCityでしたが、1階がスタンディング、2階が指定席、2階の後方立ち見席が全てソールドアウトし、およそ2500人という大勢のファンが集まりました。筆者もよくZepp DiverCityに行きますが、ここまで満席のライブハウスは見たことがありません。
日本公演は「DUN DUN」「FIRST」「PIRATES」のタイトル曲3連発で始まり、これまでの全てのタイトル曲を披露してくれました。途中、日本のアーティストのカバーをなんと3曲も演じてくれました。もちろん日本語で歌ってくれて、シヒョンは「このコーナーが一番楽しみ」といっており、観客も一緒に歌うなどして盛り上がりは最高潮に達しました。
・日本のアーティストのカバー曲
I LOVE.../Official髭男dism
Mela!/緑黄色社会
君はロックを聴かない/あいみょん
また、ダンスカバーは3曲、しかも王道のBTSとBLACKPINKという豪華な内容でした。
・ダンスカバー曲
Unholy/Sam Smith
血、汗、涙/BTS
AS IF IT'S YOUR LAST/BLACKPINK
終盤のトークでは、イロンが「今日、事務所の社長がこの会場に見にきているので、もっと日本にきて欲しかったら事務所にいってください!」と話し、もちろん観客は大声の声援で懇願していたので、この盛り上がりを見せた効果は今後あるかもしれません。また、次のカムバックに向けて、もうほぼ準備も終わりつつあるそうなので、近いうちに新しい楽曲がリリースされると思うと、うれしさは格別です。
アンコール前には、日本コンサートを準備している映像が再度流れ、メンバーがこの日のためにたくさん時間を費やしたのだというのが分かりました。そして最後の曲は、デビューのタイトル曲「Bon Bon Chocolat」で締めくくり、あっという間の2時間でした。
会場の2500人のファンの声が事務所の社長に届いたと思いますので、また近いうちに来日してくれると願っていますし、来日してくれたら絶対に行く価値のあるグループですので、今回、残念ながら参戦できなかった人もぜひEVERGLOWに会いにきてください。(はとりーぬ&らいか)
EVERGLOWは6人組K-POPアイドルグループ
EVERGLOWは、2019年にデビューした韓国の6人組女性アイドルグループです。グループ名は「いつも輝く」という意味だそうです。「アイドル学校」や「PRODUCE 48」などのサバイバルオーディション番組に参加したメンバーを中心に結成され、IZ*ONEから5カ月遅れでデビューしました。EVERGLOWが所属するYuehua Entertainment(ウィエファ・エンターテインメント)は、K-POPでは珍しく中国の多国籍芸能プロダクションです。そのプロダクションからPRODUCE 48に参加した練習生は、見事IZ*ONEとしてデビューし、現在ソロでも大活躍しているチェ・イェナ、後にEVERGLOWのメンバーとなったリーダーのシヒョン、そしてイロンの3人という錚々たる布陣でした。
EVERGLOWメンバーの「PRODUCE 48」での逸話
PRODUCE 48のコンセプト評価曲「Rumor」のステージは、一つの伝説として記憶に刻まれています。当時練習生であったEVERGLOWのシヒョンに加え、現在ソロで人気のウンビや、次点でIZ*ONEに入れず後にLIGHTSUMとしてデビューしたチョウォン、現在モデルとして活躍しているシアン、そして同じくモデルとして活躍してする元NMB48の村瀬紗英で構成されたグループでのパフォーマンスは圧巻で、筆者としてはPRODUCE 48で最も魅力的なステージでした。Rumorを見たとき、それは今後のシヒョンの行く末を応援しようと決めた瞬間でもあります。なお、RumorはH.I.N.P名義にて音楽配信サイトで公開されており、PRODUCE 48の評価曲の中でも最も高い評価を受けています。EVERGLOW自身もRumorの練習映像をYouTubeに公開し、累計194万回も再生されています。ご興味のある人は検索してみてください。
また、EVERGLOWのビジュアル担当であるイロンは、PRODUCE 48の番組内で、96人の参加練習生による投票でビジュアルセンターの1位に選ばれて脚光を浴びました。イロンは稀に見る顔天才(整った顔立ちしている人の意味)でしたが、サバイバルとしての最終順位は28位で残念ながらIZ*ONEのメンバーにはなれませんでした。番組終了後も今後の去就が注目されましたがシヒョンと同じグループとしたのでデビューして安心しました。
空白(?)の20カ月
EVERGLOWは、20年と23年にU.S.でコンサートツアーを実施するなど、韓国本国よりも海外での人気が高いグループです。デビューシングル「ARRIVAL OF EVERGLOW」の表題曲「Bon Bon Chocolat」はビルボードのワールドデジタルソングで5位を記録、また、2ndシングル「HUSH」の表題曲「Adios」は2位を記録しています。また、20年にリリースされた「DUN DUN」のMVは2億9000万という再生回数という人気を誇っています。ところが、20年のツアー中にCOVID-19が蔓延し、EVERGLOWのツアーはキャンセルになりました。その後、イロンは韓国での活動を当面休止し、中国で個人事務所を設立して中国本国での活動を行うことになりました。その間は残るメンバー5人でEVERGLOW活動を行っていましたが新曲はリリースされず、ようやく21年12月にイロンが活動を復帰し、23年8月に4枚目のシングルアルバム「ALL MY GIRLS」で20カ月ぶりのカムバックを果たしました。
長い空白期間でファンも心配していましたが、ようやく一安心です。今年の2月に有明アリーナで開催された「Kstyle Party」で久しぶりの来日パフォーマンスを見せてくれたEVERGLOWは、そこで今回の日本での単独公演を発表しました。筆者はQWERとEVERGLOW目当てでKstyle Partyに参戦していましたので、その瞬間から待ち焦がれていました。これまで米国での活動が先行していたこともあり、日本国内でのコンサートが開催されていませんでしたので、日本のファンはデビューから5年も待たされたことになりますね。
日本曲カバーを3曲も披露!
今回の日本公演は、「ALL MY GIRLS」という米国とEUでの公演に続いてのものですが、日本のファンのために特別なコンテンツをたくさん用意してくれて、そのための準備に時間を費やしたと、コンサート途中の映像コンテンツで紹介されました。そのコンテンツも日本だけのために作成されたものであり、メンバー、運営を含め、この公演を大事に思ってくれているのだという熱意を感じました。今回の会場はZepp DiverCityでしたが、1階がスタンディング、2階が指定席、2階の後方立ち見席が全てソールドアウトし、およそ2500人という大勢のファンが集まりました。筆者もよくZepp DiverCityに行きますが、ここまで満席のライブハウスは見たことがありません。
日本公演は「DUN DUN」「FIRST」「PIRATES」のタイトル曲3連発で始まり、これまでの全てのタイトル曲を披露してくれました。途中、日本のアーティストのカバーをなんと3曲も演じてくれました。もちろん日本語で歌ってくれて、シヒョンは「このコーナーが一番楽しみ」といっており、観客も一緒に歌うなどして盛り上がりは最高潮に達しました。
・日本のアーティストのカバー曲
I LOVE.../Official髭男dism
Mela!/緑黄色社会
君はロックを聴かない/あいみょん
また、ダンスカバーは3曲、しかも王道のBTSとBLACKPINKという豪華な内容でした。
・ダンスカバー曲
Unholy/Sam Smith
血、汗、涙/BTS
AS IF IT'S YOUR LAST/BLACKPINK
終盤のトークでは、イロンが「今日、事務所の社長がこの会場に見にきているので、もっと日本にきて欲しかったら事務所にいってください!」と話し、もちろん観客は大声の声援で懇願していたので、この盛り上がりを見せた効果は今後あるかもしれません。また、次のカムバックに向けて、もうほぼ準備も終わりつつあるそうなので、近いうちに新しい楽曲がリリースされると思うと、うれしさは格別です。
アンコール前には、日本コンサートを準備している映像が再度流れ、メンバーがこの日のためにたくさん時間を費やしたのだというのが分かりました。そして最後の曲は、デビューのタイトル曲「Bon Bon Chocolat」で締めくくり、あっという間の2時間でした。
待望の日本公演は最後にサプライズが!
公演終了後に会場アナウンスで「お見送り会の準備をしております」というお知らせがあり、「お見送り会付きのチケットがあったのね、そっちにすればよかった」と後悔したのですが、何と来場者全員に対してのサプライズお見送り会ということが分かり、興奮してしまいました。退場するのに時間が掛かったのですが、お見送りがあるなら全然遅くなっても構いません。実際のお見送りはメンバー全員と至近距離でグリーティングでき、大興奮したまま会場を後にしました。会場の2500人のファンの声が事務所の社長に届いたと思いますので、また近いうちに来日してくれると願っていますし、来日してくれたら絶対に行く価値のあるグループですので、今回、残念ながら参戦できなかった人もぜひEVERGLOWに会いにきてください。(はとりーぬ&らいか)