5月7日は日付の語呂合わせから、「粉もんの日」。たこ焼きやお好み焼きなど、小麦粉をメインに使う食べ物、いわゆる「粉もん」の普及を目指し、日本粉もん協会が制定したそうだ。というわけで、そんな粉もんの日にちなんで、粉もんの代表格であるたこ焼きに注目。手軽においしくアレンジできないか、「タコパ」気分で挑戦してみた。
ポイント
おいしさ ★★★★☆
ビジュアル ★★★★★
食べやすさ ★★★★☆
開拓精神 ★★★☆☆
合計16ポイント
出ました、最初からなかなかのポイント。おいしくなる味わいの想像がある程度できていたので、開拓精神はやや低めとなった。
次は、おやつとしても、おつまみとしても長年愛されるベビーチーズをトッピング。たこ焼きの上にチーズを置き、鰹節や紅生姜をチーズの上に置けば完成。バクリといただくと、たこ焼きのトロける中身とチーズが混じり合って、超濃厚な味わいに。「美味い!」と思わず叫ぶほどのパンチ力だが、次第にチーズ味が勝ち始め、ソース味やタコの風味は消えてしまう悲しい結末に。
ポイント
おいしさ ★★★☆☆
ビジュアル ★★★★☆
食べやすさ ★★★★☆
開拓精神 ★★☆☆☆
合計13ポイント
さまざまな料理のトッピングとして活躍するチーズだけに、やはり開拓精神はポイント低し。その他は及第点といったところ。
次は日本人の心と呼べるこの食材、納豆でチャレンジだ。たこ焼きに、出汁醤油を垂らしてよくかき混ぜた納豆をたっぷりかけると完成。ひいた糸を箸で絡めながらパクッといただくと、まず納豆特有のネバネバ感と香りがやってきて、やがてたこ焼きのドロドロが口を満たし、「なにこれ、美味すぎ!」。納豆の味わいが全体を濃厚にしながらも、たこの食感やたこ焼きの出汁味を引き立ててくれる。完全なる調和で大満足だ。
ポイント
おいしさ ★★★★☆
ビジュアル ★★☆☆☆
食べやすさ ★★☆☆☆
開拓精神 ★★★★☆
合計12ポイント
納豆ファンにはたまらない完成度の高さだったが、苦手な人もいそうなので美味さは4ポイント。ビジュアルと食べづらさが味を引っ張った。
次は、おかずの中でも主役級の存在感を持つエビチリの登場。たこ焼きの上に二つ乗せて、落ちないように細心の注意を払いながらいただくと、「う、う、うめー!」。ちょっと甘いチリソースとたこ焼きソースが混ざり、リッチな味わいが出現。さらにぷりぷりとしたエビに、たこ焼きのトロトロがまとわり、何らかの高級メニューのような佇まい。たこ焼きがピリ辛になるのも良かったし、エビチリと紅生姜の相性もグッドだった。
ポイント
おいしさ ★★★★★
ビジュアル ★★★★★
食べやすさ ★★★☆☆
開拓精神 ★★★★☆
合計17ポイント
たこ焼きからエビが落ちそうになるので、食べやすさは3点となったが、それ以外は万点クラス。これを超えるアレンジが現れるのか。
次は、タコのライバルともいえるイカ料理をセレクト。大きなイカリングの中にたこ焼きをはめ込み、小さなリング二つを王冠みたいにたこ焼きの頭上に被せて、その上に鰹節を乗せると完成。高さ5センチ以上のたこ焼きタワーが出現した。大口をあけていただくと、「こ、これは、想像以上のクオリティー!」。三つのイカリングの歯応えがとんでもなく、まるで巨大なタコが入っていたかのような感覚。クリーミーなたこ焼きに揚げ物の香りがアクセントとなるのも高ポイントだ。
ポイント
おいしさ ★★★★★
ビジュアル ★★★★★
食べやすさ ★★☆☆☆
開拓精神 ★★★★☆
合計16ポイント
こちらも味や見た目、開拓精神は高ポイントながら、食べづらいことが足を引っ張る結果。惜しい。
お次は、ブランドいちご「あまおう」をトッピング。「は? 大福にいちごなんか入れやがって。こんなもん別々に食べた方が美味いに決まってるから、パクッ、あっほんまに美味いやん!」の原理を期待してのチャレンジだ。さて、いただいてみると「ふむふむ」、いちごの酸味がたこ焼きのトロトロと混じって「ほうほう」、いちごが生ぬるくなって、たこ焼きのソースといちごの甘味が驚くほどマッチしない。病みつきになるタイプの甘じょっぱい食べ物もたくさんある中、これはダメなグループ。ちょいと気持ち悪くなるレベルの結末だった。
ポイント
おいしさ ★☆☆☆☆
ビジュアル ★★★☆☆
食べやすさ ★★☆☆☆
開拓精神 ★★★★★
合計11ポイント
高評価は開拓精神のみ。残念ながら生ハムメロンのような化学反応は起きなかった。
次は日米を代表するファストフードの共演、ということでチーズバーガーの登場。上のバンズを開けて真ん中にたこ焼きを仕込み、バンズでフタをすればあっという間に完成する。テリヤキバーガーのような香りに誘われてかぶりついてみると「うん?」、まだバンズしか食べていないのか、何の味もしない。そこでバーガーの半分ぐらいまでを口に詰め込んで味わってみると「うーむ」、不思議なことにやはり無味。いや、正確にいうと濃い何かの味はする。でも肉でもチーズでもたこ焼きでもない、のったりとした不思議な食べ物。おそらく濃厚なチーズバーガーの味をたこ焼きのドロドロが包み込み、味を相殺してしまったのかもしれない。
ポイント
おいしさ ★★☆☆☆
ビジュアル ★★★☆☆
食べやすさ ★★★★★
開拓精神 ★★★★☆
合計14ポイント
香りはほぼテリヤキバーガーなのに、これも成功とはいえない結果になった。
最後は出汁につけていただく明石焼きからヒントを得て、ラーメンにダイブ。優しい味わいが適していると考え、塩ラーメンをチョイスした。お湯を注いで3分待ち、出来上がったラーメンにたこ焼きを浮かべてみると、若干ユニークではあるが、これはこれで美味そうな佇まい。では、ラーメンとたこ焼きを同時にいただくと、「これはダメやでー」。ソースの甘辛い味がさっぱりとした塩ラーメンに全く合わない。ラーメンにソースをかける人がいないことから、想定すべきだった。ただ、たこ焼きはよりトロトロになり、好きな人がいてもおかしくないレベルの味わい。ソースなしならアリだったかも。
ポイント
おいしさ ★★☆☆☆
ビジュアル ★★★★☆
食べやすさ ★★☆☆☆
開拓精神 ★★★★☆
合計12ポイント
ソースの味わいもさることながら、どんどんラーメンのスープに溶けていくたこ焼きは食べづらいことこの上なし。この減点も痛かった。
8個全てをアレンジするぼっちタコパスタート
最初にチャレンジしたのは、無難な気配が漂うポテトサラダ。少量のマヨネーズをつけたたこ焼きに、適量のポテサラを乗せていただいてみると、サラダの酸味がアクセントなりつつクリーミーさがマシマシで「うまーい!」。たこの食感は探すのが大変だったが、あつあつのたこ焼きが食べやすくなるのも高ポイント。これはアリ。ポイント
おいしさ ★★★★☆
ビジュアル ★★★★★
食べやすさ ★★★★☆
開拓精神 ★★★☆☆
合計16ポイント
出ました、最初からなかなかのポイント。おいしくなる味わいの想像がある程度できていたので、開拓精神はやや低めとなった。
次は、おやつとしても、おつまみとしても長年愛されるベビーチーズをトッピング。たこ焼きの上にチーズを置き、鰹節や紅生姜をチーズの上に置けば完成。バクリといただくと、たこ焼きのトロける中身とチーズが混じり合って、超濃厚な味わいに。「美味い!」と思わず叫ぶほどのパンチ力だが、次第にチーズ味が勝ち始め、ソース味やタコの風味は消えてしまう悲しい結末に。
ポイント
おいしさ ★★★☆☆
ビジュアル ★★★★☆
食べやすさ ★★★★☆
開拓精神 ★★☆☆☆
合計13ポイント
さまざまな料理のトッピングとして活躍するチーズだけに、やはり開拓精神はポイント低し。その他は及第点といったところ。
次は日本人の心と呼べるこの食材、納豆でチャレンジだ。たこ焼きに、出汁醤油を垂らしてよくかき混ぜた納豆をたっぷりかけると完成。ひいた糸を箸で絡めながらパクッといただくと、まず納豆特有のネバネバ感と香りがやってきて、やがてたこ焼きのドロドロが口を満たし、「なにこれ、美味すぎ!」。納豆の味わいが全体を濃厚にしながらも、たこの食感やたこ焼きの出汁味を引き立ててくれる。完全なる調和で大満足だ。
ポイント
おいしさ ★★★★☆
ビジュアル ★★☆☆☆
食べやすさ ★★☆☆☆
開拓精神 ★★★★☆
合計12ポイント
納豆ファンにはたまらない完成度の高さだったが、苦手な人もいそうなので美味さは4ポイント。ビジュアルと食べづらさが味を引っ張った。
次は、おかずの中でも主役級の存在感を持つエビチリの登場。たこ焼きの上に二つ乗せて、落ちないように細心の注意を払いながらいただくと、「う、う、うめー!」。ちょっと甘いチリソースとたこ焼きソースが混ざり、リッチな味わいが出現。さらにぷりぷりとしたエビに、たこ焼きのトロトロがまとわり、何らかの高級メニューのような佇まい。たこ焼きがピリ辛になるのも良かったし、エビチリと紅生姜の相性もグッドだった。
ポイント
おいしさ ★★★★★
ビジュアル ★★★★★
食べやすさ ★★★☆☆
開拓精神 ★★★★☆
合計17ポイント
たこ焼きからエビが落ちそうになるので、食べやすさは3点となったが、それ以外は万点クラス。これを超えるアレンジが現れるのか。
次は、タコのライバルともいえるイカ料理をセレクト。大きなイカリングの中にたこ焼きをはめ込み、小さなリング二つを王冠みたいにたこ焼きの頭上に被せて、その上に鰹節を乗せると完成。高さ5センチ以上のたこ焼きタワーが出現した。大口をあけていただくと、「こ、これは、想像以上のクオリティー!」。三つのイカリングの歯応えがとんでもなく、まるで巨大なタコが入っていたかのような感覚。クリーミーなたこ焼きに揚げ物の香りがアクセントとなるのも高ポイントだ。
ポイント
おいしさ ★★★★★
ビジュアル ★★★★★
食べやすさ ★★☆☆☆
開拓精神 ★★★★☆
合計16ポイント
こちらも味や見た目、開拓精神は高ポイントながら、食べづらいことが足を引っ張る結果。惜しい。
お次は、ブランドいちご「あまおう」をトッピング。「は? 大福にいちごなんか入れやがって。こんなもん別々に食べた方が美味いに決まってるから、パクッ、あっほんまに美味いやん!」の原理を期待してのチャレンジだ。さて、いただいてみると「ふむふむ」、いちごの酸味がたこ焼きのトロトロと混じって「ほうほう」、いちごが生ぬるくなって、たこ焼きのソースといちごの甘味が驚くほどマッチしない。病みつきになるタイプの甘じょっぱい食べ物もたくさんある中、これはダメなグループ。ちょいと気持ち悪くなるレベルの結末だった。
ポイント
おいしさ ★☆☆☆☆
ビジュアル ★★★☆☆
食べやすさ ★★☆☆☆
開拓精神 ★★★★★
合計11ポイント
高評価は開拓精神のみ。残念ながら生ハムメロンのような化学反応は起きなかった。
次は日米を代表するファストフードの共演、ということでチーズバーガーの登場。上のバンズを開けて真ん中にたこ焼きを仕込み、バンズでフタをすればあっという間に完成する。テリヤキバーガーのような香りに誘われてかぶりついてみると「うん?」、まだバンズしか食べていないのか、何の味もしない。そこでバーガーの半分ぐらいまでを口に詰め込んで味わってみると「うーむ」、不思議なことにやはり無味。いや、正確にいうと濃い何かの味はする。でも肉でもチーズでもたこ焼きでもない、のったりとした不思議な食べ物。おそらく濃厚なチーズバーガーの味をたこ焼きのドロドロが包み込み、味を相殺してしまったのかもしれない。
ポイント
おいしさ ★★☆☆☆
ビジュアル ★★★☆☆
食べやすさ ★★★★★
開拓精神 ★★★★☆
合計14ポイント
香りはほぼテリヤキバーガーなのに、これも成功とはいえない結果になった。
最後は出汁につけていただく明石焼きからヒントを得て、ラーメンにダイブ。優しい味わいが適していると考え、塩ラーメンをチョイスした。お湯を注いで3分待ち、出来上がったラーメンにたこ焼きを浮かべてみると、若干ユニークではあるが、これはこれで美味そうな佇まい。では、ラーメンとたこ焼きを同時にいただくと、「これはダメやでー」。ソースの甘辛い味がさっぱりとした塩ラーメンに全く合わない。ラーメンにソースをかける人がいないことから、想定すべきだった。ただ、たこ焼きはよりトロトロになり、好きな人がいてもおかしくないレベルの味わい。ソースなしならアリだったかも。
ポイント
おいしさ ★★☆☆☆
ビジュアル ★★★★☆
食べやすさ ★★☆☆☆
開拓精神 ★★★★☆
合計12ポイント
ソースの味わいもさることながら、どんどんラーメンのスープに溶けていくたこ焼きは食べづらいことこの上なし。この減点も痛かった。