福井県は、北陸新幹線福井・敦賀開業を記念して『シンカリオン』シリーズ最新作となるテレビアニメ『シンカリオン チェンジ ザ ワールド』とのタイアップによる、豪華景品が当たるデジタルスタンプラリーを県内で7月7日まで実施している。

抽選で20人にプラレールが当たる

　現在、開催されているデジタルスタンプラリーでは、スマホのカメラで専用のコードを読み取ることで、シンカリオンがデザインされたデジタルスタンプがゲットできる。
 
　コードは、福井県内の観光地・施設16カ所に設置されており、スタンプは4種類で福井、芦原温泉、越前たけふ、敦賀の各新幹線駅バージョンとなっている。それぞれの施設では、4種類のうちいずれか1種類のスタンプを取得可能で、4種類全てを集めて応募すると、抽選で20人に「プラレール『シンカリオン チェンジ ザ ワールド Ｅ７かがやきドリルフォーム』」が当たる。

　「福井駅」スタンプがエンゼルランドふくい（坂井市）、ハピリン（福井市）、ツリーピクニックアドベンチャーいけだ（池田町）、こども家族館（おおい町）、「芦原温泉駅」スタンプがアフレア（あわら市）、道の駅禅の里（永平寺町）、道の駅南えちぜん山海里（南越前町）、小浜市まちの駅・旭座（小浜市）、「越前たけふ駅」スタンプが恐竜博物館（勝山市）、道の駅西山公園（鯖江市）、道の駅越前たけふ（越前市）、レインボーライン山頂公園（美浜町、若狭町）、「敦賀駅」スタンプが道の駅九頭竜（大野市）、道の駅越前（越前町）、オルパーク（敦賀市）、UMIKARA（高浜町）でそれぞれ入手できる。

　シンカリオン チェンジ ザ ワールドとのタイアップではあわせて、同作品に「シンカリオン E7かがやき」の運転士として登場する福井県出身のキャラクター・九頭竜リョータが、同じく同作品の登場キャラクターである大成タイセイ、フォールデンアカネとともに北陸新幹線で福井県を訪れて、温泉、食、伝統工芸、歴史、文化、自然といった福井の魅力を紹介する観光PR動画が制作された。アニメと実写の映像を交えた約4分の構成で、福井県立恐竜博物館、年縞博物館、大本山永平寺、東尋坊など約20カ所を巡るほか、越前がにや越前おろしそばといったグルメも紹介している。

　この観光PR動画は、福井県新幹線開業課のYouTubeチャンネルで公開されているほか、首都圏の旅行会社に誘客への活用を目的に提供される。さらに、PR動画を凝縮したCMも制作され、シンカリオン チェンジ ザ ワールドとあわせて放送（テレ東系列、BSテレ東系列での放送時）することによって、福井県への誘客を図っていく。