国立感染症研究所が4月5日に更新したインフルエンザの流行マップによると、2024年第12週(3月25~31日)の患者報告数は5万5189人という結果になった。前週(3月18~24日)は6万9510人だった。なお、定点当たりの報告数は11.18(前週は14.08)だった。
定点医療機関からの報告をもとに、この1週間に定点医療機関以外の医療機関を含む全国の医療機関を受診した患者数を推計すると、約34.3万人(95%信頼区間は30.6万~38万人)となり、前週の推計値(約42.2万人)よりも減少した。
4月5日発行の「東京都インフルエンザ情報」によれば、3月25~31日の期間、インフルエンザ定点医療機関からの患者報告数は3903人(前週は4777人)と減少、定点当たり9.40(前週は11.48/定点)となった。定点当たりの患者報告数は、11保健所管内で注意報レベル10.0を上回り、警報レベル30.00を上回った保健所管内がなかった。
43都道府県で前週よりも減少
都道府県別での定点当たり報告数は、愛媛県(25.80)、新潟県(24.12)、富山県(21.54)、群馬県(20.54)、福島県(17.76)、鳥取県(16.48)、高知県(15.84)、石川県(15.81)、山形県(15.77)、北海道(15.17)、栃木県(15.11)、福井県(14.82)、山梨県(14.56)、茨城県(14.51)、千葉県(14.28)、埼玉県(14.18)、宮城県(13.68)、岩手県(13.31)、長野県(13.16)、香川県(13.00)、山口県(12.51)、静岡県(12.15)、大分県(11.90)、鹿児島県(11.88)、島根県(11.63)、長崎県(11.54)、和歌山県(11.36)の順。全国47都道府県中、4都道府県で前週の報告数よりも増加し、43都道府県で前週の報告数よりも減少した。定点医療機関からの報告をもとに、この1週間に定点医療機関以外の医療機関を含む全国の医療機関を受診した患者数を推計すると、約34.3万人(95%信頼区間は30.6万~38万人)となり、前週の推計値(約42.2万人)よりも減少した。
4月5日発行の「東京都インフルエンザ情報」によれば、3月25~31日の期間、インフルエンザ定点医療機関からの患者報告数は3903人(前週は4777人)と減少、定点当たり9.40(前週は11.48/定点)となった。定点当たりの患者報告数は、11保健所管内で注意報レベル10.0を上回り、警報レベル30.00を上回った保健所管内がなかった。