【記者のひとこと】PCの短納期生産を支える自動化

コラム

2024/03/25 10:00

 山形県米沢市のNECパーソナルコンピュータ米沢事業場では、NECとレノボブランドのPCなどを年間約100万台生産しています。今回取材で初めて組み立て工場を見学させてもらいました。

 生産性向上のため作業を自動化、デジタル化する「Smart Manufacturing」。現在作業の20%を自動化しており、その割合を45%まで高めるため、今後PC組み立てラインに小型ロボットの導入を予定しているそうです。

 同事業場では、繁忙期には協力企業の方を含めて最大約1000人が働くそうです。作業員の熟練の技とロボットによる効率化を組み合わせて生産体制を維持効率化しようという試みに触れ、短納期で届くPCの裏にあるメーカーの創意工夫を感じました。(堀 茜)

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NECパーソナルコンピュータ米沢事業場でPC組み立て作業などへのロボット活用を推進 「Smart Manufacturing」で工場全体の45%を自動化へ