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明日から使いたい「Get Wild退勤」 仕事を終えた人の去り際の流儀!

時事ネタ

2024/03/01 18:00

 【こっそりミームを教えます・141】定時を迎えた時に、「本当に今帰っても良いのか?」という葛藤を抱える人は多いだろう。仕事が終わっていない、上司よりも先に帰って良いのか、自分以外誰も帰り支度をしていないなど理由は様々。気にしだしたらキリがないことを考えてしまうそんな繊細なあなたに、すがすがしい気持ちで退勤するための大人の嗜み「Get Wild退勤」をご紹介しよう。

出来る人は颯爽と会社を後にする(画像はイメージ)

爆発する会社を背に颯爽と「Get Wild退勤」したい

 テレビアニメ「シティーハンター」初期のエンディングテーマとして使用されていた、TM NETWORKの「Get Wild」。「Get Wild退勤」とは、「Get Wild」を聴きながら退勤すると何だかいい仕事をした気分で会社を出られるというライフハックだ。

 会社を出るのと同時にこの曲を流すと、ちょうど歌詞とマッチしてまるで主人公になったような気分を味わうことができる。脳内ではかっこいいポエムが流れ出し、爆発する会社を背に退勤できるといった具合だ。
 

「8時間勤務中ずっとGet Wild退勤」の公式プレイリストも

 「Get Wild退勤」は2020年にSNSが発端となり大流行。その影響は大きく、TM NETWORKの公式アカウントは「8時間勤務中ずっとGet Wild退勤」と題したプレイリストを公開。

 23年の『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』公開時には、颯爽と定時退社することを想定し、平日の19時に上映を開始する「GetWild退勤試写」が実施された。

 Get Wildが話題になったのは「Get Wild退勤」だけでなく、歌詞をもじった大喜利大会が盛り上がりを見せたことも。企業アカウントまで参戦したほか、「Get Wild」作詞歌の小室みつ子さんもXに「このスレッド、わろす」と投稿したことで話題を呼んだ。

 「Get Wild退勤」の欠点を挙げるとすれば、主に30~40代しかピンとこない点だ。しかしそれはあまりにももったいないと思えるほど、すがすがしい退勤が実現できる。

 世代ではない人たちも、まずは一度「シティーハンター」のエンディング映像を見てから「Get Wild退勤」を体験してみてほしい。(フリーライター・井原亘)

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■Profile
井原亘

元PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンとSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホをチェックしている