昭和の懐かしい味わいが復活する。ロッテは、「コーヒーガム」と「ジューシー＆フレッシュガム」を3月5日に全国で発売する。ガムの内容量は9枚。価格はオープン価格で、実勢価格は129円前後に設定している。

発売当時の味わいを再現

　コーヒーガムは、子どもたちに大人の体験をさせたいという同社研究員の思いから誕生。子どもの頃の良い思い出として、この味を求めて多くの声が顧客から寄せられたという。また、2022年に実施された「推しガム総選挙」では総合1位を獲得し、特に40～60代から圧倒的な支持を受けているそうだ。コーヒーの苦い味わいを想像するかもしれないが、子どもたちに楽しんでもらえるように、甘くてミルク感のある味わいになっている。また、リアルなコーヒー感を出すために、コーヒーの粉末を実際にガムに配合している。発売当時の味わいを再現するという。
 
　一方、ジューシー＆フレッシュガムは60年代のフルーツ味の乳飲料やミックスジュースの人気を受けて生まれた。当時のフルーツガムは単独のフルーツ味が定番だったが、ミックスジュースの人気をヒントに「いくつかのフルーツを組み合わせた味わいのガムを作る」という新しいチャレンジから誕生したという。さまざまなフルーツの香りを組み合わせながら、シナモンの香りを加えることで、特徴的なミックスフルーツ味を実現している。