“焼肉を洗う”京都スタイル、知ってた?/お取り寄せ

販売戦略

2024/02/28 11:00

神戸では、餃子を味噌ダレで食すというのを知って驚いたのだけれど、京都には焼肉を洗って食すという文化があると聞いて、これもまた面白いなと思った。

もみだれで味付けして焼いた肉を、出汁のようなつけたれで“洗って”食べるのだ。つけたれは、「洗いだれ」とよばれ、店によって味わいは異なるのだとか。

こんな独自の焼肉文化を生んだのは、京都・祇園に本店を構える1965年創業の『焼肉の名門 天壇(てんだん)』。店でも当然このスタイルを提供しているのだけれど、今回は自宅でも楽しめる焼肉セットをご紹介したい。
 
『焼肉の名門 天壇』
近江牛ロース・カルビ食べ比べセット
 
日本三大和牛のひとつ、近江牛の「ロース」と「カルビ」を食べ比べることができる贅沢仕様。まずはそれぞれの専用のもみだれに、しっかり絡める。程よく焼けたら、黄金色に輝くつけだれにくぐらせていただこう。牛骨や鶏ガラの旨みが溶けだしたスープに、酢や砂糖などで調味したこだわりのつけだれで余分な脂が流され、軽やかな肉の旨みを味わうことができる。

牛肉の消費量が全国トップクラスの京都で愛されてきた味、ぜひお試しを。

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※こちらの記事は、関西の食のwebマガジン「あまから手帖Online」がお届けしています。