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インフルエンザ患者報告数は11万人台が続く、東京都は9000人超え

時事ネタ

2024/02/16 18:00

 国立感染症研究所が2月16日に更新したインフルエンザの流行マップによると、2024年第6週(2月5~11日)の患者報告数は11万7652人と11万人台が続く結果になった。前週は11万1501人だった。なお、定点当たりの報告数は23.93(前週は22.62)だった。

インフルエンザ患者の報告数
(マップは国立感染症研究所のホームページから抜粋)

受診した患者数は前週よりも増加

 都道府県別での定点当たり報告数は、福岡県(56.48)、佐賀県(38.15)、熊本県(34.83)、大分県(34.34)、宮崎県(33.81)、奈良県(32.58)、京都府(30.44)、埼玉県(29.74)、沖縄県(29.70)、大阪府(29.56)、愛知県(29.55)、長崎県(28.01)、神奈川県(27.78)、千葉県(27.21)、兵庫県(26.67)、宮城県(25.59)の順。定点医療機関からの報告をもとに、この1週間に定点医療機関以外の医療機関を含む全国の医療機関を受診した患者数を推計すると、約75.6万人(95%信頼区間は69.8~81.5万人)となり、前週の推計値(約73.8万人)よりも増加した。
 
定点医療機関当たり患者報告数
(グラフは東京都感染症情報センターのホームページから抜粋)
 
都内流行マップ・保健所別
(マップは東京都感染症情報センターのホームページから抜粋)

 2月16日発行の「東京都インフルエンザ情報」によれば、2月5~11日の期間、インフルエンザ定点医療機関からの患者報告数は9475人(前週は8398人)と9000人を超え、定点当たり22.83(前週は20.29/定点)となった。定点当たりの患者報告数は、24保健所管内で注意報レベル10.0を上回り、3保健所管内が警報レベル30.00を上回った。