伊賀鉄道、2024年3月9日からICOCAの利用を開始

金融

2024/02/14 06:00

 伊賀鉄道は3月9日に、かねてより導入準備を進めてきた西日本旅客鉄道(JR西日本)のICOCAによるサービスを、全線(伊賀上野駅~伊賀神戸駅間)にて開始する。

伊賀鉄道の各駅に設置されるIC改札機のイメージ

「伊賀鉄道ICOCA定期券」も利用可能に

 今回の、伊賀鉄道におけるICOCAサービスの開始によって、チャージ済みICOCAおよび全国の交通系ICカードを、各駅に設置されるIC改札機にタッチすることで乗車区間の運賃が自動的に精算され、支払えるようになる(PiTaPaのポストペイ機能には非対応)。
 
「伊賀鉄道ICOCA定期券」のイメージ
(左は「伊賀鉄道ICOCA定期券」と他社の定期券を1枚にまとめた場合)

 あわせて、伊賀鉄道の定期券ときっぷの機能を併せ持つ「伊賀鉄道ICOCA定期券」も発行される。「伊賀鉄道ICOCA定期券」は、伊賀鉄道と近畿日本鉄道(近鉄)やJR西日本などのIC定期券を1枚にまとめることができ、駅でのスムーズな乗降や乗り継ぎを実現する。
 
伊賀鉄道で利用可能なICカード

 伊賀鉄道では、青色のICOCAカードやSMART ICOCAに加えて、KIPS ICOCAカードでも利用可能で、モバイル端末のICOCAやPiTaPaなど他の交通系ICカードには、「伊賀鉄道ICOCA定期券」のような定期券のとりまとめ機能は付加できない。

 なお、「伊賀鉄道ICOCA定期券」の情報は、「伊賀鉄道ICOCA定期券内容控」に印字される。
 
「伊賀鉄道ICOCA定期券内容控」のイメージ
(左は「伊賀鉄道ICOCA定期券」と他社の定期券を1枚にまとめた場合)
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