尼門跡寺院である京都・霊鑑寺(京都府京都市)は、春の特別公開を3月20日~4月7日の期間に開催する。拝観料は、大人が800円、小学生が400円で、幼児は無料。団体料金(15名以上)は720円。
後水尾天皇が椿を好まれたことから、広い庭内には100種類以上の椿が植えられており、「椿の寺」として知られるほか、後西天皇の院御所から移築した書院には「四季花鳥図」など狩野派の作と伝わる華麗な障壁が飾られる。また、本堂は江戸幕府の第11代将軍である徳川家斉の寄進によるもので、如意輪観音像が安置されている。
春の特別公開では、京都市指定天然記念物の日光椿をはじめ、散椿、白牡丹椿、舞鶴椿といった100種類以上の椿を庭園で見られる。椿は種類によって開花時期が異なるので、訪れる時期によって違った景色を楽しめる。
さらに、後西天皇の院御所から移築した書院内部と本堂も、ガイド付きで公開される(本堂の中に上がることはできない)。
拝観時間は10時~16時30分(最終入場は16時)で、期間中は通常の御朱印(300円)に加えて、令和6年限定御朱印(料金は未定)の授与も予定している。
「椿の寺」として知られる霊鑑寺
霊鑑寺は、承応3年(1654年)に後水尾天皇の皇女である多利宮を開基として創建され、歴代皇女が住職を務めた尼門跡寺院で、「谷の御所」と呼ばれた格式と清楚な佇まいを今に伝えている。後水尾天皇が椿を好まれたことから、広い庭内には100種類以上の椿が植えられており、「椿の寺」として知られるほか、後西天皇の院御所から移築した書院には「四季花鳥図」など狩野派の作と伝わる華麗な障壁が飾られる。また、本堂は江戸幕府の第11代将軍である徳川家斉の寄進によるもので、如意輪観音像が安置されている。
春の特別公開では、京都市指定天然記念物の日光椿をはじめ、散椿、白牡丹椿、舞鶴椿といった100種類以上の椿を庭園で見られる。椿は種類によって開花時期が異なるので、訪れる時期によって違った景色を楽しめる。
さらに、後西天皇の院御所から移築した書院内部と本堂も、ガイド付きで公開される(本堂の中に上がることはできない)。
拝観時間は10時~16時30分(最終入場は16時)で、期間中は通常の御朱印(300円)に加えて、令和6年限定御朱印(料金は未定)の授与も予定している。