2024年1月に話題になったクレジット／プリペイドカード関連のトピックスを紹介する。一部、2月発表の話題も取り上げる。

お得なキャンペーン多数開催！

　CCCMKホールディングスと三井住友カードは、共通ポイント「Tポイント」と「Vポイント」の統合に先駆け、1月9日から4月21日まで、「Tポイント」と「Vポイント」がお得にたまる合同キャンペーン「カウントダウン祭」を開催する。
 
　「決済」と「提示」の2本立てで、「提示」では、キャンペーンサイトでエントリーのうえ、Tポイント提携先で「モバイルTカード」を提示すると、買い物でたまるTポイントがキャンペーン期間中2倍になる。さらに、キャンペーン期間中に初めてモバイルTカードに登録した人は、初月の買い物ではTポイントが10倍にアップする。

　また、三井住友カードとエイチ・ツー・オー リテイリング、阪急阪神ホールディングスの3社は、対象の施設・サービスをよりお得に利用できる阪急阪神グループが提供する「STACIA」ブランドのクレジットカード「S STACIA カード」を1月23日から発行開始した。
 
　クレジット利用でSポイント1％相当、阪急阪神グループなどの対象施設（3000店舗以上）でのクレジット利用でSポイント最大4％相当を進呈する。年会費は永年無料。「Visaのタッチ機能」も搭載しており、阪急電鉄・阪神電気鉄道で2024年内に開始予定のクレジットカードなどのタッチ決済による乗車にも対応する。また、PiTaPaカードを別に付帯カードとして発行することもできる。

　タッチ決済関連では、KDDIは、条件を満たす人のみ発行可能なプリペイドカード「au PAY プリペイドカード」を今年4月頃にリニューアルすると予告している。券面デザインを刷新し、新たにICチップと「タッチ決済」機能を搭載する。機能向上にともない、現在は無料のカード発行手数料は600円となるが、行手数料相当のau PAY残高を還元する方式で実質無料で新しいau PAY プリペイドカードを持てるキャンペーンを開催する予定だ。
 
　なお、NTTドコモは、Android端末向け「d払い」アプリの新機能として、1月29日に「d払いタッチ」の提供を開始しているが、こちらは名称に「タッチ」と入っているものの、サービス自体は電子マネーの「iD」となり、有人レジでは「iDで支払う」と伝える必要がある。

　サービス開始を記念し、「【先着10万名さま限定】d払いタッチご利用で＋20％還元キャンペーン」を1月29日から開始し、開始から4日ほど経った時点で先着10万人に達している。エントリー済みならキャンペーン期間中に設定して利用しよう。キャンペーン期間は3月31日まで。
 
　最後に、三菱UFJニコスが実施する「三菱UJFカード」の最大19％相当ポイント還元キャンペーンについて紹介しよう。
 
　2月1日～7月31日のキャンペーン期間を第1回・第2回に分け、各利用期間の上限（利用金額2万9000円）まで、コンビニや飲食店などの対象店舗での三菱UFJカード/三菱UFJカード ゴールドプレステージ/三菱UFJ カード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードの利用分1000円につき、「MUFGカードアプリへのログイン」「携帯電話料金または電気料金の支払い」など、追加特典の適用条件に応じて合計最大19％相当のグローバルポイントを進呈する。適用条件の一つ、「引き落とし口座への三菱UFJ銀行の設定」以外は8月以降も継続予定。よって8月以降は最大15％還元となる。