• ホーム
  • トレンド
  • 西武鉄道、乗車ポイントを24年4月1日にリニューアル 月3回以上の乗車でポイント還元など

西武鉄道、乗車ポイントを24年4月1日にリニューアル 月3回以上の乗車でポイント還元など

販売戦略

2024/02/02 11:05

 西武鉄道は、西武グループ共通会員サービス「SEIBU PRINCE CLUB」に登録(スマイルリンク登録)したPASMOを使い、特定の条件で西武線・西武バスに乗車すると、1ポイント1円相当として使える「SEIBU Smile POINT」がたまる乗車ポイントサービスを2024年4月1日にリニューアルする。先行して1月31日から「モバイルのPASMO 利用促進キャンペーン」を開始した。

2022年7月に開始した乗車ポイントサービス

モバイルのPASMOだと進呈率が6~8倍と断然お得に

 乗車ポイントサービスは「リピートプラス」「オフピークプラス」「おでかけプラス」の三つに分かれ、「オフピークプラス」は時差通勤をうながす取り組みとなっている。23年10月、11月に実施した「3回乗るだけキャンペーン」で新規のキャンペーン参加者が増えたことなどを踏まえ、より分かりやすく、始めやすいサービスを目指し、「リピートプラス」の条件を大幅に見直す。

 現行(23年度)とは異なり、24年度(24年4月1日~25年3月31日)は乗車区間に関係なく同一月内で西武線を乗車した回数に応じ、対象期間中(同一月)の運賃の最大10%を還元する。ポイント還元率は同一月内の乗車回数3回未満がなし、3回以上15回以下が通常0.5%・最大5%、16回以上が通常1.5%・最大10%。最大還元率は、モバイルのPASMOを利用し、西武線アプリにログインしている場合となり(モバイルPASMOの上乗せ3.5%または7.5%+西武線アプリログイン1%)、カード型PASMOより、モバイルのPASMOを常時利用したほうがだいぶお得だ。
 
2024年度・最大10%のポイント還元率の内訳

 また、「リピートプラス」はエントリー不要とし、西武線アプリでPASMO番号を登録するだけで対象となる。「おでかけプラス」についても一部はエントリーを不要とし、参加しやすくする。

 一方、定期券利用者向けの「オフピークプラス」は引き続きエントリーが必要で、モバイルのPASMO定期券で、駅ごとに定められた平日の入場時間帯に入場し、12時までに対象駅(池袋駅・高田馬場駅・西武新宿駅)を出場すると1日15ポイントを獲得できる。PASMOカードも対象で、1日につき5ポイントたまる。

 なお、3月12日から、「Suicaアプリ」と「JRE POINT」の組み合わせでは以前から提供している、「PASMOアプリ」で最小1ポイントから1ポイント単位でチャージが可能になるサービスを開始する。チャージ手数料はかからない。
 
SEIBU Smile POINTを
1ポイントからモバイルのPASMOにチャージ可能に

 モバイルのPASMO 利用促進キャンペーンでは、1月31日~3月11日のキャンペーン期間中、エントリーのうえ、モバイルのPASMOで西武線(他社線との直通列車を含む)に乗車した合計金額(運賃)の3%のポイントを進呈。カード型PASMOや紙のきっぷからモバイルサービスへの乗り換えをうながす。

 さらに、1月29日~3月11日の期間に新規にスマイルリンク登録した人に100ポイントプレゼントするほか、特定のエリアごとにポイントがたまるキャンペーンや、新規スマイルリンクのうえ、モバイルのPASMOで利用した人に抽選で2000ポイントが当たるキャンペーンもあわせて開催する。
ギャラリーページ