日本でのブレイク必至! 今年注目のK-POPガールズグループ5選
【父娘のリレーブログ:K-POPとその周辺のお話・11】 皆さん、こんにちは。今回は、まだ日本でブレイク前ですが、必ず今年注目されるであろう5組のK-POPガールズグループを筆者目線でご紹介します。ここで登場するグループを今のうちに推して、来日を押さえておけば時代を先取りできるかもしれませんよ。
昨年11月2日にリリースされた最新曲の「MANIAC」は聴けば聴くほどハマる曲で、骨盤をシャープに使ったヒップダンスが目を引き、TikTokのダンスチャレンジがいま大ブレイク中です。それに伴い、徐々にチャートを逆走(徐々にランキングが上っていくこと)しており、直近のMelonチャート(24年1月14日現在)では58位にまでランキングを上げています。
VIVIZの前身であるGFRIEND(通称ヨチン)は、幾度とコンセプトを変更していました。そして活動終了直前にリリースされた「Apple」や「Mago」は、いままでのGFRIENDと異なった新しい魅力を魅せてくれた作品でした。商業的には成功しませんでしたが楽曲的に素晴らしいものがあり、活動の終了を残念に思っていたところに、メンバー6人のうち3人が新たなグループ「VIVIZ」として活動を開始して、GFRIENDのコンセプトをある意味継承していることに大きな意味があると感じています。
GFRIENDは15年デビューです。VIVIZの22年になっての再デビューというのはアイドルとして相当厳しい状況であるにも関わらず、精力的に活動していることに感心します。日本では古くからのK-POPファンであればGFRIENDのファンは多くいましたが、引き続きVIVIZのファンでいる人は多くないと思います。今年は本国人気が高まっているVIVZに注目です。
その後、タイ人メンバーのシタラが脱退し、新たに22年7月にフィソが加入しました。このフィソが才能の塊のようなメンバーで、その後のH1-Keyは良い意味で大きくコンセプトが変わりました。23年1月にリリースされた「Rose Blossom」はMelonの年間チャートで41位にランキングされ、その次の「SEOUL」がデビューから608日でようやく音楽番組で1位を獲得するなど、いまでは韓国本国においてはもうマイナーとはいえないほどの人気グループになりました。
H1-KEYはフィソを中心としたグループではありますが、マンネ(一番年下のメンバー)のイェルの最近の成長ぶりには目を見張るものがあります。彼女はデビュー前に現代舞踊の経験があり、ダンスに定評がありましたが、最近の魅せる力は凄いものを感じます。とはいえ、まだまだ日本では知名度がありませんので、今年は日本での活動を期待しています。昨年の音楽フェス「X-CON 2023」でパフォーマンスをその目で観ることを楽しみにしていましたが、フェスは中止となってしまったため、今年はオフラインで彼女たちのパフォーマンスを見たいと願っています。
メンバーのベルは才能あふれるコンポーザーとしてデビュー前から業界で名が知られており、その影響は大きいと感じられます。またナッティはあのTWICEメンバーを決めるサバイバル番組においてモモをダンスで圧倒するほどの才能の持ち主で、今回ようやく日の目を見ることができたように思います。そしてこのグループは昨年末の「MMA(MELON MUSIC AWARDS)2023」では見事なパフォーマンスを見せ、新人賞にも選ばれました。
KISS OF LIFEは2月に日本でファンミーティングを開催することが発表されていますので、興味あれば参戦してみてください。筆者も抽選に当たることを祈るばかりです。
つい最近ニューアルバムがリリースされましたが、毎回アカペラバージョンが収録されているのが一つの特徴になっていて、メンバーの声質を繊細に感じることができます。そしてLIMELIGHTの日本活動として、昨年末に東京タワー内にある「K-POP Plaza Tokyo」にポップアップショップがオープンしていましたので行ってきました。筆者はトレカに興味がなく、キーホルダーを買いましたが、メンバーランダムだったので、お目当てのミウを手にするのに5000円も使ってしまいました。
まだまだLIMELIGHTはメジャーになれないところがありますが、今年なぜ注目するのかといえば、現在Kep1erのメンバーであるマシロとイェソがこのLIMELIGHTと同じ事務所だからです。ご存じの人も多いと思いますが、Kep1erの活動期間は2年半と決まっていて、活動終了が今年の7月なのです。LIMELIGHTはメンバーを増やしていくというコンセプトにつき、今年はこの2人が合流する可能性が高いと期待しています。
もし仮にLIMELIGHTがこの5人体制になったら、注目を集めるのは明らかです。その暁には筆者も全力で推していきたいです。
キムゲランとチョダンが日本のサブカルチャー好きということもあり、J-Rockテイストのビジュアルバンドを目指しています。プロジェクト開始当初からビジュアルを重要視しており、知名度の高いインフルエンサーをスカウトしては「なにか楽器はできるか」「バンド活動に時間を費やすことができるか」を確認して徐々にメンバーが増えていくストーリーをYouTubeコンテンツとして配信しています。
ベースのマゼンタ、ギターのヒナも韓国で人気の高いインフルエンサーですし、ヒナに至ってはTikTokでコスプレ配信が中心だったので、QWERで初めてその素顔を披露することも話題になりました。最後にメンバーとなったボーカルのシヨンはNBM48に所属していたことがあり、日本語も問題ありませんし、歌唱力も申し分ないレベルです。K-POPでは珍しいバンド構成で、メンバー全員が日本のサブカル好きということで、今後の日本活動も楽しみです。
少し気になるのは、チョダンとシヨンが「このバンドに全力で望む」という意気込みがあるのですが、マゼンタとチョダンが楽器演奏も未熟であることや本業のインフルエンサー活動も重要視しているので、この4人のメンバーでいつまで続けられるかということです。今のメンバーでのパフォーマンスをできるだけたくさん見たいと思っています。
VIVIZ(ビビジ)
VIVIZは、2022年2月9日にデビューした3人組の女性アイドルグループですが新人というわけではなく、メンバーであるウナ、シンビ、オムジの3人は、2021年に活動を終了したGFRIEND出身です。結成当初は話題になりましたが、第4世代旋風が吹き荒れるK-POP業界では、ある意味冷静に見られていたことも事実です。昨年11月2日にリリースされた最新曲の「MANIAC」は聴けば聴くほどハマる曲で、骨盤をシャープに使ったヒップダンスが目を引き、TikTokのダンスチャレンジがいま大ブレイク中です。それに伴い、徐々にチャートを逆走(徐々にランキングが上っていくこと)しており、直近のMelonチャート(24年1月14日現在)では58位にまでランキングを上げています。
VIVIZの前身であるGFRIEND(通称ヨチン)は、幾度とコンセプトを変更していました。そして活動終了直前にリリースされた「Apple」や「Mago」は、いままでのGFRIENDと異なった新しい魅力を魅せてくれた作品でした。商業的には成功しませんでしたが楽曲的に素晴らしいものがあり、活動の終了を残念に思っていたところに、メンバー6人のうち3人が新たなグループ「VIVIZ」として活動を開始して、GFRIENDのコンセプトをある意味継承していることに大きな意味があると感じています。
GFRIENDは15年デビューです。VIVIZの22年になっての再デビューというのはアイドルとして相当厳しい状況であるにも関わらず、精力的に活動していることに感心します。日本では古くからのK-POPファンであればGFRIENDのファンは多くいましたが、引き続きVIVIZのファンでいる人は多くないと思います。今年は本国人気が高まっているVIVZに注目です。
H1-KEY(ハイキー)
H1-KEYは、22年1月5日にデビューした韓国の4人組の女性アイドルグループです。メンバー全員が体育会系出身で平均身長が170cmを超えるということから、デビュー曲が「アスレチックガール」という、いま考えると中途半端なコンセプトでスタートしました。筆者もK-POPにアスレチックを求めていなかったので、当初は全く注目していませんでした。その後、タイ人メンバーのシタラが脱退し、新たに22年7月にフィソが加入しました。このフィソが才能の塊のようなメンバーで、その後のH1-Keyは良い意味で大きくコンセプトが変わりました。23年1月にリリースされた「Rose Blossom」はMelonの年間チャートで41位にランキングされ、その次の「SEOUL」がデビューから608日でようやく音楽番組で1位を獲得するなど、いまでは韓国本国においてはもうマイナーとはいえないほどの人気グループになりました。
H1-KEYはフィソを中心としたグループではありますが、マンネ(一番年下のメンバー)のイェルの最近の成長ぶりには目を見張るものがあります。彼女はデビュー前に現代舞踊の経験があり、ダンスに定評がありましたが、最近の魅せる力は凄いものを感じます。とはいえ、まだまだ日本では知名度がありませんので、今年は日本での活動を期待しています。昨年の音楽フェス「X-CON 2023」でパフォーマンスをその目で観ることを楽しみにしていましたが、フェスは中止となってしまったため、今年はオフラインで彼女たちのパフォーマンスを見たいと願っています。
KISS OF LIFE(キスオブライフ、通称キオフ)
KISS OF LIFEは、23年7月5日にデビューした韓国の4人組の女性アイドルグループです。アイドルグループと称していますが、いわゆるK-POPのメインストリームとは明らかに異なっています。KISS OF LIFEの曲はR&Bを基調としたアコースティックな楽器で奏でられたものであり、今の時代によくこのコンセプトで勝負したなと感心します。まさに筆者の好みの曲が満載です。メンバーのベルは才能あふれるコンポーザーとしてデビュー前から業界で名が知られており、その影響は大きいと感じられます。またナッティはあのTWICEメンバーを決めるサバイバル番組においてモモをダンスで圧倒するほどの才能の持ち主で、今回ようやく日の目を見ることができたように思います。そしてこのグループは昨年末の「MMA(MELON MUSIC AWARDS)2023」では見事なパフォーマンスを見せ、新人賞にも選ばれました。
KISS OF LIFEは2月に日本でファンミーティングを開催することが発表されていますので、興味あれば参戦してみてください。筆者も抽選に当たることを祈るばかりです。
LIMELIGHT(ライムライト)
LIMELIGHTは23年2月14日にデビューしたアイドルグループです。デビュー時のコンセプトとして、今後メンバーを増やしていくという拡張型グループというものですが、現在は3人です。そして筆者が注目しているメンバーのミウは、あのKep1erを産んだオーディション番組「Girls Planet 999」に出演し、ミッション課題曲で高音に苦しみました。対抗グループで同じパートを見事に唄ったイェヨンにミウが納得していた姿を見て、筆者は今後もミウを追い続けようと決めました。その後、韓国の芸能プロダクション「143エンターテインメント」の所属を発表してLIMELIGHTとしてデビューしたのは嬉しいことです。つい最近ニューアルバムがリリースされましたが、毎回アカペラバージョンが収録されているのが一つの特徴になっていて、メンバーの声質を繊細に感じることができます。そしてLIMELIGHTの日本活動として、昨年末に東京タワー内にある「K-POP Plaza Tokyo」にポップアップショップがオープンしていましたので行ってきました。筆者はトレカに興味がなく、キーホルダーを買いましたが、メンバーランダムだったので、お目当てのミウを手にするのに5000円も使ってしまいました。
まだまだLIMELIGHTはメジャーになれないところがありますが、今年なぜ注目するのかといえば、現在Kep1erのメンバーであるマシロとイェソがこのLIMELIGHTと同じ事務所だからです。ご存じの人も多いと思いますが、Kep1erの活動期間は2年半と決まっていて、活動終了が今年の7月なのです。LIMELIGHTはメンバーを増やしていくというコンセプトにつき、今年はこの2人が合流する可能性が高いと期待しています。
もし仮にLIMELIGHTがこの5人体制になったら、注目を集めるのは明らかです。その暁には筆者も全力で推していきたいです。
QWER(キューダブリュイーアール)
QWERは、韓国のユーチューバーであるキムゲランが成長型アイドルバンドをデビューさせるというプロジェクトから産まれたグループです。そもそものプロジェクトの起こりは、キムゲランの動画に以前から登場していた人気クリエイターのチョダンが大学でドラムを先行しているにも関わらず、ステージ恐怖症のためライブをすることができないという悩みを克服させようと始まったものです。キムゲランとチョダンが日本のサブカルチャー好きということもあり、J-Rockテイストのビジュアルバンドを目指しています。プロジェクト開始当初からビジュアルを重要視しており、知名度の高いインフルエンサーをスカウトしては「なにか楽器はできるか」「バンド活動に時間を費やすことができるか」を確認して徐々にメンバーが増えていくストーリーをYouTubeコンテンツとして配信しています。
ベースのマゼンタ、ギターのヒナも韓国で人気の高いインフルエンサーですし、ヒナに至ってはTikTokでコスプレ配信が中心だったので、QWERで初めてその素顔を披露することも話題になりました。最後にメンバーとなったボーカルのシヨンはNBM48に所属していたことがあり、日本語も問題ありませんし、歌唱力も申し分ないレベルです。K-POPでは珍しいバンド構成で、メンバー全員が日本のサブカル好きということで、今後の日本活動も楽しみです。
少し気になるのは、チョダンとシヨンが「このバンドに全力で望む」という意気込みがあるのですが、マゼンタとチョダンが楽器演奏も未熟であることや本業のインフルエンサー活動も重要視しているので、この4人のメンバーでいつまで続けられるかということです。今のメンバーでのパフォーマンスをできるだけたくさん見たいと思っています。