インフルエンザ患者報告数は2万人増、東京都は2000人増

時事ネタ

2024/01/26 18:00

 国立感染症研究所が1月26日に更新したインフルエンザの流行マップによると、2024年第3週(1月15~21日)の患者報告数は8万7318人という結果になった。前週は6万4027人だったため、約2万人の増加だ。なお、定点当たりの報告数は17.72(前週は12.99)だった。

インフルエンザ患者の報告数
(マップは国立感染症研究所のホームページから抜粋)

42都道府県で前週よりも増加

 都道府県別での定点当たり報告数は、縄県(32.33)、宮崎県(27.81)、福岡県(25.85)、千葉県(24.54)、愛知県(22.71)、埼玉県(22.56)、佐賀県(21.97)、奈良県(21.85)、熊本県(20.86)、大分県(20.74)、鹿児島県(20.43)、愛媛県(20.13)、京都府(19.63)、長崎県(19.60)、兵庫県(19.48)、大阪府(19.23)、山梨県(19.05)、神奈川県(18.71)、栃木県(18.26)、茨城県(18.22)、三重県(17.94)の順。42都道府県で前週の報告数よりも増加し、5都道府県で前週の報告数よりも減少した。
 
定点医療機関当たり患者報告数
(グラフは東京都感染症情報センターのホームページから抜粋)
 
都内流行マップ・保健所別
(マップは東京都感染症情報センターのホームページから抜粋)

 1月26日発行の「東京都インフルエンザ情報」によれば、1月15~21日の期間、インフルエンザ定点医療機関からの患者報告数は6725人(前週は4186人)と約2000人の増加、定点当たり16.24(前週は10.11/定点)となった。定点当たりの患者報告数は、27保健所管内で注意報レベル10.0を上回り、警報レベル30.00を上回る保健所管内はなかった。