雪見温泉でリフレッシュ! おすすめ温泉地5選

暮らし

2024/01/23 18:00

 雪見温泉が堪能できる温泉地をご存知だろうか。雪の積もった、澄んだ空気の中で身体を温められる雪見温泉。これほど贅沢で至福のひとときはないだろう。そこで、日本の冬ならではの楽しみ方ができる温泉地を五つ紹介する。冬のお出かけプランに加えてみてほしい。

冬の楽しみといえば雪見温泉!

 寒い冬こそ、温かい温泉にゆっくりと浸かりたい。冬ならではの楽しみといえば、雪景色を見ながらの露天風呂だ。冬にしか楽しめない景色を見ながら、芯から身体を温められる至福のひとときを満喫できる。また積もるほどの雪は、都会などでお目にかかれないことも、より贅沢な雰囲気を感じさせてくれるだろう。
 

雪見温泉を満喫できる温泉宿

 では、おすすめの雪見温泉を五つ紹介する。北海道をはじめとした雪国だけでなく、群馬県など都心からもアクセスしやすいエリアの温泉も紹介しているので、参考にしてほしい。
 
 

万座温泉(群馬県)


 群馬県にある「万座温泉」は、高地にある温泉宿である。江戸末期から人気の温泉であり、スキーリゾートとしても有名だ。この宿の魅力は、何といっても露天風呂であり、幻想的な雪景色を望める、渓流に面した露天風呂がおすすめだ。山の木々に積もった雪を眺めながら、温泉に浸かるといった、この上ない至福の時間を満喫できるだろう。
 

デコ平温泉(福島県)


 福島県にある「デコ平温泉」は、磐梯山(ばんだいさん)噴火時の大岩で作られた温泉だ。冬には一面雪景色になり、その景色を堪能しながら温泉に浸かれる、極上の空間が誕生する。針のように冷たい空気の中、身体がじんわりと温まっていく感覚は、冬ならではの体験だ。東北内でも、比較的都心から足を運びやすい福島という立地も、おすすめの理由である。
 

北湯沢温泉(北海道)


 北海道の「北湯沢温泉」には、日本最大級の露天風呂が自慢の宿「緑の風リゾートきたゆざわ」がある。同宿には、150坪の露天風呂があり、圧倒的な開放感がある。周囲は見渡す限り、木々が並んでおり、大自然を満喫できる。天候が良ければ、夜には満天の星空が望める点も魅力だ。「息を呑むような絶景」とも表されており、一度は見てみたい景色である。
 

濁河温泉(岐阜県)


 岐阜県の「濁河(にごりご)温泉」は、山の中にある温泉だ。周囲に温泉宿が少ないものの、希少な温泉では褐色の源泉掛け流しのお湯が堪能できる。標高1800mと、かなりの高所にある温泉だ。知る人ぞ知る「秘湯」のような雰囲気もあり、入浴前からワクワクすること間違いなし。もちろん冬には、美しい雪景色も堪能できるだろう。
 

黒川温泉(熊本県)


 熊本県の「黒川温泉」は、日本有数の温泉地だ。1カ所でじっくりと温泉を満喫するのも良いが、何箇所か回る「温泉巡り」もおすすめ。古き良き温泉街の雰囲気と、周囲の自然がマッチした空間は、一度は足を運びたいところ。

 また、黒川温泉では夜に灯篭を用いたライトアップが行われている。なんとも幻想的な空間を満喫できるだろう。

今一度チェックしたい温泉マナー

 当たり前のことだが、温泉はみんなで楽しむものだ。バスや電車といった公共の乗り物と同様に、温泉に入る際もマナーがある。マナー違反は周囲の人を不快にさせてしまうので、十分に注意しよう。
 
 

脱衣所から温泉に入るまで


 脱衣所から入浴するまでのマナーは、「衣服は綺麗に収納する」「浴室に入ったら、まず『かけ湯』をする」「シャワーを使う場合は、周囲に注意する」「使った桶・イスは元に戻す」の四つ。特に周囲の人にお湯をかけてしまうことのないよう、注意してほしい。また、かけ湯をして汚れをサッと流すのは基本なので、必ずやっておこう。
 

入浴から浴室を出るまで


 入浴から浴室を出るまでのマナーは、「湯船は湯尻から入る」「長い髪は束ねる」「湯船にタオルをつけない」「湯船では顔を洗わない」「浴室から出る時は身体を拭く」の五つとなる。湯尻とは、お湯が出ているところの反対側。またサウナに入る時も、浴室から出る時と同様に、しっかりと身体を拭いておこう。

日本の冬を温泉で堪能しよう!


 ひんやりとした外気に当たりながら、温泉で体を温める時間は至福。この冬は、紹介した温泉の情報を参考に、訪れてみてはいかがだろうか。