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山口市の五重塔でプロジェクションマッピング開催、10日間限定で

暮らし

2024/01/19 06:00

 山口県山口市は1月19~28日の期間、国宝瑠璃光寺五重塔の全面改修を契機とした観光誘客事業として香山公園にて実施している空間アートプログラム「大内文化 思想をめぐる道」の一環となる夜間特別イベントとして、五重塔デザインシートをスクリーンにしたプロジェクションマッピング「昇華-shouka-大内文化」を開催する。

国宝瑠璃光寺五重塔を覆うデザインシートに
映し出されるたプロジェクションマッピングのイメージ

歴史上の人物を彷彿とさせる映像で構成

 「昇華-shouka-大内文化」では、改修中の国宝瑠璃光寺五重塔を覆うデザインシートをスクリーンにしたプロジェクションマッピング。
 
「大内文化 思想をめぐる道」
エリアのライトアップイメージ

 あわせて「大内文化 思想をめぐる道」のエリアをプロジェクションマッピングに合わせてライトアップすることで、香山公園内を幻想的な空間として演出する。
 
「大内文化 思想をめぐる道」の様子

 「大内文化 思想をめぐる道」は、「『大内文化』を花開かせた大内氏のマインドが空間アートに昇華する」をテーマに、2月25日まで実施されている空間アートイベント。

 香山公園塔影の池周辺通路に、約45mにわたって設置する「和歌のカーテンゾーン」と「ステンドグラスゾーン」で構成されており、和歌とステンドグラスをモチーフとしたアート作品が白いひも状のストリングスカーテンと共に空間を覆い、来場者を没入感ある体験へと誘う。
 
和歌のカーテンゾーン

 「和歌のカーテンゾーン」では、大内氏歴代当主が詠んだ12首の和歌を題材としたアートとして、金属でかたどった和歌の1文字1文字をカーテンの様に連ねて展示している。
 
ステンドグラスゾーン

 「ステンドグラスゾーン」では、アクリル板を使用したステンドグラス風のアートを展示し、大内氏がキリスト教や京都などのさまざまな文化を柔軟に吸収しつつ繁栄していく様子を、白いカーテンに映し出されるアクリル板が放つ色彩豊かな光で表現する。
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