【学び直しとしての大学院~社会人3年目からのリスキリング入門~・6】本連載最終回となる第6回目のテーマは「大学院の塾・予備校に通って合格する方法」です。大学院入試対策の塾・予備校選びについて解説したいと思います。
また、自身が志望する大学院の合格実績も大切です。同じ塾・予備校であっても志望校ごとにノウハウの蓄積量は違います。例えば、志樹舎の場合、「横浜国立大学や筑波大学などの国立大学に強みがある」「慶應義塾大学(KMD・SDM・SFC)の実績が豊富」など、特に自信を持ってサポートできる大学院があります。専攻ごとにチェックしてみてください。
同時に、受験者の何人中何人が合格したのか、合格率についても教えてもらうと良いでしょう。これら三つの質問に対して明確に回答してくれる塾・予備校なら受験生も安心できるはずです。入塾前の無料相談を実施していれば直接質問してみるのが良いでしょう。
「何を(対策の種類)」については、例えば、「出願書類・小論文の添削」「面接・プレゼンの模擬演習」など、自身が志望する大学院の選考に合わせたサポートの有無です。
「どのように(指導スタイル)」については、「個別指導か、集団指導か」「校舎通塾か、オンライン受講か」などです。社会人受験生の場合、働きながらでも無理なく受講できるか、入塾後の学び方をイメージして検討しましょう。
「どれくらい(受講期間や授業回数)」については、「合格までの平均的な受講期間」や「指導を受けた授業の回数」などです。サポートの量は合否に直結します。現状を考えると、ある程度の手厚いサポートが必要な受験生もいるでしょう。状況に応じて必要なサポートが受けられるのか、しっかり判断しましょう。
合格を実現する強力な一助に
そもそも、大学院入試を受験するにあたって、その対策を専門に取り扱った塾や予備校があることを知らない人も少なくないのではないでしょうか。確かに、その存在は大学受験や高校受験のそれとは違い、世間で広く認知されているとはいえません。筆者は院試専門オンライン予備校「志樹舎」を主宰し、これまで数多くの受験生をサポートしてきました。大学院入試の塾・予備校は効果的に活用すれば、合格を実現する強力な一助になります。一方で、間違った塾・予備校選びをしてしまったら時間とお金をロスすることになります。では、どうすれば自分に合った塾・予備校を見つけることができるのでしょうか。今回は筆者のこれまでの知見をもとに塾・予備校選びのポイントを三つ紹介します。塾・予備校選びのポイント1 指導実績
ポイントの一つめは「指導実績」です。一口に指導実績といっても、さまざまな視点があります。具体的には、「開塾年数はどれくらいなのか」「どの大学院に受かっているのか」「合格率はどれくらいなのか」の三つを確認しましょう。開塾年数は長ければその分、サポートの仕組みができている可能性も高く、安定して高品質の指導が期待できます。目安は10年前後です。また、自身が志望する大学院の合格実績も大切です。同じ塾・予備校であっても志望校ごとにノウハウの蓄積量は違います。例えば、志樹舎の場合、「横浜国立大学や筑波大学などの国立大学に強みがある」「慶應義塾大学(KMD・SDM・SFC)の実績が豊富」など、特に自信を持ってサポートできる大学院があります。専攻ごとにチェックしてみてください。
同時に、受験者の何人中何人が合格したのか、合格率についても教えてもらうと良いでしょう。これら三つの質問に対して明確に回答してくれる塾・予備校なら受験生も安心できるはずです。入塾前の無料相談を実施していれば直接質問してみるのが良いでしょう。
塾・予備校選びのポイント2 対策内容
ポイントの二つめは「対策内容」です。どのようなサポートに対応しているのか知ることで、入塾後のミスマッチを減らせます。具体的には、「何を(対策の種類)」「どのように(指導スタイル)」「どれくらい(受講期間や授業回数)」の三つを確認しましょう。「何を(対策の種類)」については、例えば、「出願書類・小論文の添削」「面接・プレゼンの模擬演習」など、自身が志望する大学院の選考に合わせたサポートの有無です。
「どのように(指導スタイル)」については、「個別指導か、集団指導か」「校舎通塾か、オンライン受講か」などです。社会人受験生の場合、働きながらでも無理なく受講できるか、入塾後の学び方をイメージして検討しましょう。
「どれくらい(受講期間や授業回数)」については、「合格までの平均的な受講期間」や「指導を受けた授業の回数」などです。サポートの量は合否に直結します。現状を考えると、ある程度の手厚いサポートが必要な受験生もいるでしょう。状況に応じて必要なサポートが受けられるのか、しっかり判断しましょう。