長崎県五島市は、2023年に市内への転入者が市内からの転出者を上回り、2020年以来3年振りに「社会増」を達成した。
また、2023年の五島市への移住者は270人で、前年の245人から25人の増となり過去最高となっている。関東や関西などの都市圏からの移住者が増えているほか、全国各地から移住してきている。
一方で、死亡者が725人(前年比21人増)、出生者が166人(前年比7人減)で、死亡者が出生者を559人(前年比28人減)上回り、「自然減」は歯止めがかからない状況となっている。
市としては引き続き、雇用の創出に努めるほか、移住やワーケーションの受け入れに取り組むことで、さらなる社会増を目指す。あわせて、結婚や出産を望む人の希望が叶えられるよう、出会いから結婚・出産・子育てまでの切れ目ない支援を推進するとともに、病気の早期発見のため特定検診やがん検診の普及啓発に努め、生活習慣の改善などにより健康寿命の延伸を図っていく。
今後はさらなる社会増を目指す
2023年の転入者は1348人(前年比5人増)、転出者は1323人(前年比41人減)で、転入者が転出者を25人(前年比46人増)上回った。詳細な要因については分析中だが、有人国境離島法による雇用機会拡充事業によって雇用が創出されていること、留学生や実習生などの外国人が増加したことなどが主な要因と考えられる。また、2023年の五島市への移住者は270人で、前年の245人から25人の増となり過去最高となっている。関東や関西などの都市圏からの移住者が増えているほか、全国各地から移住してきている。
一方で、死亡者が725人(前年比21人増)、出生者が166人(前年比7人減)で、死亡者が出生者を559人(前年比28人減)上回り、「自然減」は歯止めがかからない状況となっている。
市としては引き続き、雇用の創出に努めるほか、移住やワーケーションの受け入れに取り組むことで、さらなる社会増を目指す。あわせて、結婚や出産を望む人の希望が叶えられるよう、出会いから結婚・出産・子育てまでの切れ目ない支援を推進するとともに、病気の早期発見のため特定検診やがん検診の普及啓発に努め、生活習慣の改善などにより健康寿命の延伸を図っていく。