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【今週のニュースまとめ】「定額減税」に注目が集まる! 横浜港の年越しカウントダウンも

時事ネタ

2024/01/06 12:30

【今週のニュースダイジェスト】 12月29日~1月4日の期間、「BCN+R」で注目を集めたのは、「定額減税」について取り上げた記事だった。また、横浜港の年越しカウントダウンに関連した記事も読まれた。ユニクロの「年末大感謝抽選会」、「夫の実家へ帰省すること」に関する調査、「楽天エコシステム」がテーマの記事も関心が高かった。

 

「本人+扶養親族3人」に16万円

【家電コンサルのお得な話・159】2024年は、政府が閣議決定した「デフレ完全脱却」の第2段階となる「子育て支援型の減税」、いわゆる定額減税が実施される。
 
「新たな経済に向けた給付金・定額減税一体措置」
資料の「定額減税」(出典:内閣府)

 例えば、扶養親族が3人いる「本人+扶養親族の3人」の4人家族の場合、4万円×4人の16万円の減税となる。物価高で消費者の生活が苦しい中、1人4万円の減税でどこまでの経済的な効果が得られるかは疑問であるが、さらなる制度の詳細の発表を待ちたいと思う。(堀田経営コンサルタント事務所・堀田泰希)
 

「除夜の汽笛」と「打ち上げ花火」

 横浜スパークリングトワイライト実行委員会は、大さん橋と新港ふ頭で24年1月1日0時の年明けとともに船の汽笛が鳴らされる「除夜の汽笛」の後に3分間にわたる花火の打ち上げを実施した。観覧は無料。
 
横浜港で1月1日0時の除夜の汽笛後、
花火が打ち上げられた

 横浜スパークリングトワイライトは、夏から冬にかけて横浜港で5分程度の短時間の花火を延べ8日間打ち上げるイベント。コロナ禍だった20~22年はシークレットで花火を打ち上げたが、今回は花火の打ち上げ日程・場所を公表した上で実施した。
 

1万円以上の購入で「ハズレなし」

 ユニクロは12月29~31日の3日間限定で、店舗やオンラインストアで1万円以上購入すると1回引ける、ハズレなしの年末大感謝抽選会を実施した。
 
ユニクロでハズレなしの
「年末大感謝抽選会」

 賞品は「ご褒美定期便」と称する1年間毎月届く6種類のサブスクサービスか、その場でもらえるハウスの「ククレおつカレー」だった。
 

年末年始は「夫の実家」へ帰省する?

 ネクストレベルは12月26日に、同社の運営する「縁結び大学」が、既婚女性295人を対象に実施した「夫の実家へ帰省すること」に関する調査の結果を発表した。調査は、12月5~8日の期間に行われた。
 
6割超の既婚女性が年末年始に
義父母の家に帰省することが明らかに

 調査対象者に、年末年始に義父母の家に帰省するかを尋ねたところ、「帰省する」という回答が65.8%を占めた。
 

楽天に続け!

 楽天グループ(楽天)は、18年から西友との合弁事業として展開していた「楽天西友ネットスーパー」について、自社で単独運営する形態に移行すると発表した。24年中を移行期間とし、会社名・サービス名称も変更する予定。今回の運営形態変更により、楽天IDと共通ポイントプログラム「楽天ポイント」を軸にした経済圏「楽天エコシステム」を今まで以上に活用し、楽天西友ネットスーパーの倉庫型ネットスーパー事業の早期の収益改善を目指すとしている。
 
EC・金融に強みを持つ楽天エコシステム
(楽天グループのウェブサイトより)

 楽天エコシステムは別名「楽天経済圏」「楽天ポイント経済圏」とも呼ばれており、金融(フィンテック)分野の「楽天銀行」「楽天証券」を除く楽天の主要サービスは、同一の楽天IDとパスワードでログインでき、「楽天銀行」「楽天証券」も楽天IDと連携させると、銀行取引や証券取引に応じて楽天ポイントがたまる仕組みになっている。楽天経済圏は顧客囲い込みのモデルケースとなっており、NTTドコモ、KDDI/auもまた「ドコモ経済圏」「au経済圏」を確立しつつある。たまるポイントは、ドコモが「dポイント」、auが「Pontaポイント」で、auの場合は「au ID」と「Ponta会員ID」のID連携となるため、より自由度が高い。