モスバーガーで販売するモスチキンと日清チキンラーメンがコラボした「モスチキンラーメン」が、ハイパー即席鶏鶏メシとのキャッチコピーと共に登場し、話題を呼んでいる。モスチキンをチキンラーメンにドボンと載せるだけの極めてシンプルなコラボメニューだが、これって本当においしいのか。というわけで、実食して確かめることにした。さらに、モスチキン以外のチキンでも検証してみよう。
器からはみ出そうなボリュームあるモスチキンのおかげで、なかなか豪華なビジュアルになった。まずはチキンをスープにしっかりとひたしつつ、ズズっと啜ってみる。うーん、いつもよりちょっとこってりしてるかなー、程度の変化。まだチキンの味わいが染み出していないのかもしれない。
お次は麺をズルズルいただくと、うん、これはかなりいつも通りのチキンラーメン。モスチキンの影響は全く感じなかった。次にチキンをガブリといただく。おー、衣がスープを吸収しつつも元の食感も残ってして、ジュワー&サクッが楽しめる。さらにうっすら醤油味も纏っていて、確かにおいしさアップ。
骨付きチキンはラーメンに入れると食べづらいのではと心配していたが、骨のサイズが小さいし、丁度良く出っ張っているので箸で持ちやすく無問題。ラスト付近ではチキンの油分がスープに移り、しっかりとこってり感もプラスしていた。
やはりスープからいただくと、うむむ、モスチキン同様まだ油分や味が滲み出ていないのか、ほぼいつものチキンラーメン味。もちろん、麺も全く変化なしだ。そこでチキンにかぶりついてみると、スープの味を微かに感じつつもモスチキンと大きく異なることを発見。モスチキンはジュワー&サクッという感覚だったが、こちらはちょっとニュルっとした食感。おそらく、チキンの表面だけを軽く揚げたような衣の仕上がりに理由があると思われる。おいしいことに間違いはないが、あえてラーメンと合体させなくてもいいかもしれない。
というわけで、わざわざ別のチキンと比べたことで見えてきたモスチキンラーメンの魅力。スープの味わいに影響を与えつつ、出汁が染み込みすぎないあの厚い衣だからこそのコラボだったわけだ。大勢の大人が賛成したことで決まっただろう巨大企業同士のキャンペーンに、突っ込むスキなし、といった結果だった。(エフェクト・山葉のぶゆき)
簡単ながら不思議な化学変化を体験
まずはチキンラーメンとモスチキンを用意する。二つとも特別商品ではなく、通常に販売されているものでOK。それでは早速、チキンラーメンを作っていこう。麺をお鍋にドボンして1分たったら出来上がり。はい、当然ながら子どもの頃から何百杯も食べたあいつです。そして、ラーメンを器に入れ、ちょいと心を落ち着かせて、おもむろにモスチキンをドーン。さすがはハイパー即席鶏鶏メシ、1分ちょっとであっという間に出来上がり。器からはみ出そうなボリュームあるモスチキンのおかげで、なかなか豪華なビジュアルになった。まずはチキンをスープにしっかりとひたしつつ、ズズっと啜ってみる。うーん、いつもよりちょっとこってりしてるかなー、程度の変化。まだチキンの味わいが染み出していないのかもしれない。
お次は麺をズルズルいただくと、うん、これはかなりいつも通りのチキンラーメン。モスチキンの影響は全く感じなかった。次にチキンをガブリといただく。おー、衣がスープを吸収しつつも元の食感も残ってして、ジュワー&サクッが楽しめる。さらにうっすら醤油味も纏っていて、確かにおいしさアップ。
骨付きチキンはラーメンに入れると食べづらいのではと心配していたが、骨のサイズが小さいし、丁度良く出っ張っているので箸で持ちやすく無問題。ラスト付近ではチキンの油分がスープに移り、しっかりとこってり感もプラスしていた。
お次はコンビニ代表のナナチキをドスン
では、ここからは少々藪蛇感もあるが、モスチキン以外のチキンで代用できないのか検証してみよう。用意したのはセブン‐イレブンのホットスナックで人気の「ななチキ」。こちらも器に入れたチキンラーメンの上に、おもむろに載せると出来上がり。見た目はモスチキンと比べると小ぶりで、破壊力にやや欠ける印象だが、そのお味はいかに。やはりスープからいただくと、うむむ、モスチキン同様まだ油分や味が滲み出ていないのか、ほぼいつものチキンラーメン味。もちろん、麺も全く変化なしだ。そこでチキンにかぶりついてみると、スープの味を微かに感じつつもモスチキンと大きく異なることを発見。モスチキンはジュワー&サクッという感覚だったが、こちらはちょっとニュルっとした食感。おそらく、チキンの表面だけを軽く揚げたような衣の仕上がりに理由があると思われる。おいしいことに間違いはないが、あえてラーメンと合体させなくてもいいかもしれない。
というわけで、わざわざ別のチキンと比べたことで見えてきたモスチキンラーメンの魅力。スープの味わいに影響を与えつつ、出汁が染み込みすぎないあの厚い衣だからこそのコラボだったわけだ。大勢の大人が賛成したことで決まっただろう巨大企業同士のキャンペーンに、突っ込むスキなし、といった結果だった。(エフェクト・山葉のぶゆき)