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インフルエンザ患者報告数は3万人以上の減少、東京都は約1000人減

時事ネタ

2024/01/05 18:05

 国立感染症研究所が1月4日に更新したインフルエンザの流行マップによると、2023年第51週(12月18~24日)の患者報告数は11万4126人という結果になった。前週(12月11~17日)が14万7858人だったため、3万人以上の減少だ。なお、定点当たりの報告数は23.13(前週は29.94)となった。

インフルエンザ患者の報告数
(マップは国立感染症研究所のホームページから抜粋)
 

45都道府県で前週よりも減少

 都道府県別での定点当たり報告数は、宮崎県(44.43)、宮城県(39.05)、大分県(37.67)、北海道(36.66)、青森県(31.05)、山形県(30.51)、岩手県(29.92)、三重県(29.62)、熊本県(28.61)、富山県(28.13)、山口県(25.88)、鹿児島県(25.78)、新潟県(25.74)、愛知県(25.48)、埼玉県(25.32)、千葉県(25.30)、高知県(25.25)、福島県(25.04)、福岡県(24.79)、長崎県(24.63)、茨城県(23.84)、群馬県(23.29)の順。2都道府県で前週の報告数よりも増加し、45都道府県で前週の報告数よりも減少した。
 
定点医療機関当たり患者報告数
(グラフは東京都感染症情報センターのホームページから抜粋)
 
都内流行マップ・保健所別
(マップは東京都感染症情報センターのホームページから抜粋)

 1月4日発行の「東京都インフルエンザ情報」では12月18~24日の期間、インフルエンザ定点医療機関からの患者報告数が7486人(前週は8477人)と前週よりも約1000人の減少、定点当たり18.08(前週は20.48/定点)となった。定点当たりの患者報告数は、28保健所管内で注意報レベル10.0を上回り、八王子市が警報レベル30.00を上回った。