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【コンビニ人気商品アレンジ】第1回はローソンの「からあげクン」

グルメ

2024/01/03 12:00

 ローソンの定番ホットスナックである「からあげクン」。1986年の誕生以来、多くの人に愛され続けている商品だ。今回は、そんな大ヒット作を同じくローソンの商品でアレンジ。全く新しいサンドイッチ作りにチャレンジしてみた。

からあげクン「レギュラー」(写真左)と「レッド」

サンドイッチで定番商品の新しい魅力を発見できるか!?

 今回用意したのは、ローソンの超定番商品である、からあげクンのレギュラーとレッド。おなじみの味わいが、さらにおいしく変化するか、ちょっぴり鼓動が速まる。サンドする食パンも、やはりローソンで購入。事前に包丁でヘタを切り落とし、マーガリン的なものをしっかり塗って準備万端だ。
 
サンドするパンももちろんローソン商品
「味わいの食パン 6枚入り」

優しすぎるのは魅力? たまごチーズからあげサンド

 まずは冒険度低めのこちらから。ほんのり味付けされた「たまごサラダ」を1袋全てパンに乗せる。その上にからあげクン レギュラー三つを配置し、溶けないタイプのスライスチーズを乗せるとハイ完成。サンドイッチらしく三角になるようパンの真ん中に包丁を入れる。
 
ローソンオリジナルの「たまごサラダ」(写真左)
と「スライスチーズ」
 
たっぷりのたまごサラダの上に「からあげクン レギュラー」を並べる

 断面を見てみると、うーん、なんだかボリュームもないし華やかさに欠ける印象。たまごサラダを真ん中に寄せて、もっとこんもりとさせるべきだった。しかし、おいしければヨシということで、がぶりとかぶりついてみる。ま、まあ、おいしいですよ。たまごとチーズとからあげんクンだもの、そりゃ不味いわけがない。でも、パンチが足りないというか、刺激がないというか、優しすぎる印象。マスタードと塩胡椒をちょいと加えるだけで、大変身しそうだ。
 
たまごサラダのボリューム感に期待していたが、
少々チープなビジュアルに

仰天の完成度。高級からあげ海老マヨサンド

 お次は、ちょいと反則くさいが高級惣菜とからあげクンの共演。「海老のマヨソース」を電子レンジで温めてパンに乗せようとすると、ソースがドボドボと出てきて、うひー、おいしそうだけどシチューをぶっかけたような佇まい。海老はかなり大ぶりで、やはり豪華だ。からあげんくん レギュラーを海老とソースの隙間に詰め込んで、パンで挟むと完成。見た目が酷いことになるのを避けるため、三角形にカットせずにそのままいただきます。
 
ローソンオリジナル「重慶飯店監修 大海老のマヨソース」
 
濃厚なマヨソースがエビ天とからあげクンに絡む

 がぶりとやると、おほほー、口にマヨソースが洪水のように流れ込んだあと、海老の風味とからあげクンの香ばしい味わいがフンワリ。これは、かなり「ウマし!」。例えるなら、グラタンコロッケバーガーのような感覚。さらに、からあげクンのサクサク感と海老のプリプリ感がアクセントになり、後味もしっかりと感じられる。お皿の上とサンドイッチをつかむ指はかなりベトベトになるが、これは大成功。
 
カットしなくてもパンの隙間からソースがあふれ出る

少しの手間でハイクオリティー、カニカマレッドサンド

 最後はカニカマと、からあげクン レッドのサンドに挑戦。まずはカニカマを適当にほぐし、マヨネーズと和える。それをパンにまんべんなく乗せて、その上にからあげクン レッド五つを並べれば完成。今度は切り口にボリューム感を出すために真ん中にカニカマを寄せてみた。三角形になるようにカットすると、おー、なんだかいい感じ。コンビニのサンドイッチと比べても見劣りしない出来栄えだ。
 
ローソンオリジナル「カニ風味スティック」
 
カニカマをほぐしてマヨネーズで和え、パンに乗せていく
 
からあげクンのパワーを強めるため、初の五つ全部乗せ

 いただいてみると、からあげクンレッドの辛さをカニカマ&マヨがマイルドにしながらも、後味にスパイシーさが残りめちゃくちゃおいしい。塩胡椒などもふっていないのに、濃厚さと辛味のバランスもよく、これは自分的に100点満点の味わい。カニカマをほぐしてマヨネーズと和えるという程よい手作り感もあって、大満足のアレンジレシピとなった。
 
パンの中心部にカニカマを寄せることで、
断面もなかなかゴージャスに

個性的なアレンジに今後も挑戦

 成功も失敗もあったが、いろんなことが発見できたからあげクンのアレンジ。今後もコンビニの定番商品を使った個性的なアレンジレシピに、がんがんチャレンジしていきたい。(エフェクト・山葉のぶゆき)