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【2023年のニュースまとめ】「ネキ」などが注目を集めた7~9月、有機ELテレビ市場も

時事ネタ

2023/12/30 12:00

 【2023年のニュースダイジェスト(7~9月)】 本連載では、「BCN+R」の記事から2023年を振り返っていく。今回は、7~9月に多く読まれた記事をピックアップ。この期間、BCN+Rで注目を集めたのは、「ネキ」について取り上げた記事だった。また、有機ELテレビ市場に関する記事も読まれた。「PayPay自治体キャンペーン」「温泉旅館グランピング」「第38回調布花火大会」がテーマの記事も関心が高かった。

「ニキ」の女性版(7月14日掲載)

 【こっそりミームを教えます・105】 普段使いはしないけれど、ネット上ではよく目にするネットミームたち。なんとなく意味はわかるが、言葉の由来や使われ方をきちんと理解していない人も多いのではないだろうか。今回は、そんなミームの中から、「ニキ」の女性版ともいわれる「ネキ」について解説しよう。
 
頼れたり親近感があったりとさまざまな「ネキ」
(画像はイメージ)

 「〇〇ネキ」のネキは「姉貴」のことで、「兄貴」を指す「〇〇ニキ」も存在する。元々は元阪神タイガースの金本知憲選手のことをネット上で「アニキ」と呼んでおり、そこから頼りになる存在のアニキ=「ニキ」と呼ばれるようになった。「ニキ」の女性版「ネキ」は、要するに頼れる姉貴ということ。1分1ラウンドで最強を決める総合格闘技「Breaking Down」で使われたことで、さらに広まったようだ。

8月・9月は実施自治体多数(8月10日掲載)

 8月と9月は、PayPayによる地方自治体と連携した「あなたのまちを応援プロジェクト」が盛り上がった。このプロジェクトは、「PayPay」の決済プラットフォームを活用したキャンペーンなどを通じて地域経済を盛り上げていく取り組みだ。
 
キャンペーンで地域経済を盛り上げていく
「あなたのまちを応援プロジェクト」

 8月10日時点で、静岡県静岡市、愛知県岡崎市・豊田市、埼玉県日高市、大阪府東大阪市など、17自治体でキャンペーンを実施。それ以降も新たに13のキャンペーンを実施した。

ソニーが4位転落(8月22日掲載)

 2023年7月、有機ELテレビ市場のメーカー別販売台数シェアが大きく動いた。21年8月から2年間にわたり月間シェアで首位を維持してきたソニーが4位に後退。代わって、TVS REGZAがトップに浮上した。TVS REGZAが1位になったのは過去3年で初めて。家電量販店・ネットショップの実売データを集計する「BCNランキング」で明らかとなった。
 

 TVS REGZAが首位を獲得したのが、23年7月の時点で初。同月のシェアは、過去3年で2番目に高い24.7%を記録した。平均単価が16万9400円と上位4メーカーで最も安く、価格面での優位性がシェアを押し上げていると予測された。

温泉旅館とグランピングをミックス(9月5日掲載)

 ビジョンは9月1日に、同社の運営するビジョングランピングリゾートの施設である「こしかの温泉」(鹿児島県霧島市)の敷地内に、温泉旅館とグランピングの顧客体験要素をミックスした「温泉旅館グランピング」をオープンした。
 
「温泉旅館グランピング」の外観

 温泉旅館グランピングは、利用者からの意見をもとに既存の各客室タイプの「イイトコドリ」をしたもので、温泉旅館ならではの落ち着ける空間を確保しつつ、源泉かけ流し温泉と合わせてグランピングのエッセンスも味わってもらえるよう、庭園に面した専用焚き火スペースや、テントサウナを各個室内に設置している。

音楽と花火がシンクロ(9月24日掲載)

 調布市花火実行委員会は9月24日、東京・調布市の多摩川周辺で「第38回調布花火大会」を開催。約1万発の花火が夜空を彩った。
 
第38回調布花火大会

 調布花火は、大玉50連発のほか、調布の花火が元祖といわれる音楽と花火のコラボレーション「ハナビリュージョン」が特徴。特にハナビリュージョンでは、コンピュータ制御や音源の調整によって花火と音楽が完全にシンクロし、迫力ある花火を何倍も盛り上げた。


*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。