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京王電鉄、2023年度中にクレジットカードなどのタッチ決済の実証実験開始

販売戦略

2023/12/26 17:00

 京王電鉄、三井住友カード、ビザ・ワールドワイド・ジャパン、ジェーシービー、オムロン ソーシアルソリューションズ、QUADRACは、「タッチ決済」に対応したカードなどやコード表示を活用した乗車サービスに関する実証実験を、2023年度中に一部の駅で、2024年度内に全駅で開始する。

東急に続き、京王電鉄も新たな
乗車サービスの実証実験を開始

「タッチ決済」の企画乗車券や「コード表示」方式も今後検討

 今回の実証は、多様化したライフスタイルやニーズに対応するとともに、京王電鉄の沿線に住む人だけでなく、観光地として人気の高尾山などを訪れる国内外の利用客に新たな乗車サービスの提供を目的として実施する。

 タッチ決済による乗車では、タッチ決済に対応した各種カード(クレジット/デビット/プリペイドカード)や、それらのカードが設定されたスマートフォン(スマホ)などを対応する自動改札機にかざすことによって乗車を可能とし、一定の利用条件を満たした場合に利用後に割引を適用する企画乗車券のようなサービスを予定している。対応ブランドは、Visa、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯で、Mastercardも順次追加の見込み。
 
プラットフォーム
「stera transit」のイメージ

 コードによる乗車では、事前に京王電鉄の企画乗車券を乗車券販売サイトにて購入し、スマホに表示されたコードを自動改札機にかざすことで利用できるようにする。対応駅、サービスなどの詳細は、サービス開始前までに案内する予定。
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