毎年1月にBCNが発表する「BCN AWARD」に関する情報を先出していく連載「【BCN AWARD 2024】カウントダウン」。第3回は、2024年1月22日に発表予定の「BCN AWARD 2024」で表彰対象となる111の部門のうち、ハードウェア部門の注目部門を紹介しよう。
ハードウェア部門は、主に「パソコン」「カメラ」「PC周辺機器」「オーディオ・ポータブル」「オーディオその他」「スマートフォン」に分かれる。パソコン(PC)愛用者なら、各部門名はなじみのあるものばかりだろう。一方、スマートフォン(スマホ)しか使っていない方は分かりにくいかもしれない。
イヤホンやヘッドホンを買い替えたい方は「ヘッドホン・イヤホン(ワイヤレス)」「ヘッドホン・イヤホン(ワイヤード)」をチェックしてみよう。ワイヤレスは無線、ワイヤードは有線の意味で、ヘッドホン・イヤホンに限ると、デザイン性や携帯性に優れたワイヤレスタイプと、音声・音楽の遅延が発生しないためゲームや音楽演奏時などに最適な有線タイプを使い分けるメリットはある。
ちなみに「ヘッドホン・イヤホン(ワイヤレス)」は、2022年の実績をまとめた「BCN AWARD 2023」ではソニーがアップルを追い抜き、2年ぶりにトップを奪還した。23年はソニーとアップルが僅差で競っている。
スマホで会議や演奏などを録音して聴いている方には録音に特化した専用機「ICレコーダー」、同じくスマホで漢字辞典アプリや電卓アプリなどを多用している方には「電子辞書」の利用をおすすめしたい。かつて「iPod」と「ウォークマン」がシェア争いを繰り広げていた「携帯オーディオ」をはじめとする専用機は、基本的に通信環境(Wi-Fi・モバイル通信)のない場所でも利用できるので、電波状況の悪い繁華街や電車内などで使うならスマホよりストレスフリーだ。
今年は久々に年賀状を出したい、スマホで撮りためた写真を自宅でプリントしたいといった希望があるなら「複合プリンタ」をチェックしよう。複合プリンタとは、プリント・スキャナ・コピーの1台3役の多機能プリンタを指し、専用機のスキャナとプリンタは別の部門として独立している。12月第1週終了時点(12月10日まで)の「複合プリンタ」の1位はキヤノン、2位はエプソンだが、その差は1.7ポイントと直近数年間では最も僅差だ。
今やだれでも持っているスマホは、「キャリアフリースマートフォン(旧名称SIMフリースマートフォン)」と、キャリアフリースマートフォン以外を対象とした「スマートフォン」の2部門に分け、どちらもアップルがトップに立っている。アップルは、「スマートフォン」部門を新設した「BCN AWARD 2012」、つまり2011年から12年連続でトップを獲得しており、今年も1位を獲得すると連続No.1記録がさらに伸びる。
実売データ提供販売店(23年12月現在)はアマゾン・ジャパン、エクスプライス、エディオン、NTTドコモ、ケーズホールディングス、玉光堂、コジマ、サンキュー、サードウェーブ、上新電機、ストリーム、ソフマップ、ZOA、ナニワ商会、ビックカメラ、ピーシーデポコーポレーション、三星カメラ、ムラウチドットコム、ユニットコム、楽天ブックス、綿半ドットコム(50音順)。
2024年1月に掲載予定の連載第4回では、「BCN AWARD 2024」ソフトウェア23部門から注目部門をピックアップして紹介する。
2023年のNo.1メーカーが実売データで決定!
「BCN AWARD」は、家電量販店などから集計している実売データ(POSデータ)をもとに、部門(ジャンル)ごとに年間販売数量累計1位の企業を表彰する制度。前年の実績をもとに表彰するため、「BCN AWARD 2024」の対象期間は23年1月1日~12月31日となる。ハードウェア部門は、主に「パソコン」「カメラ」「PC周辺機器」「オーディオ・ポータブル」「オーディオその他」「スマートフォン」に分かれる。パソコン(PC)愛用者なら、各部門名はなじみのあるものばかりだろう。一方、スマートフォン(スマホ)しか使っていない方は分かりにくいかもしれない。
イヤホンやヘッドホンを買い替えたい方は「ヘッドホン・イヤホン(ワイヤレス)」「ヘッドホン・イヤホン(ワイヤード)」をチェックしてみよう。ワイヤレスは無線、ワイヤードは有線の意味で、ヘッドホン・イヤホンに限ると、デザイン性や携帯性に優れたワイヤレスタイプと、音声・音楽の遅延が発生しないためゲームや音楽演奏時などに最適な有線タイプを使い分けるメリットはある。
ちなみに「ヘッドホン・イヤホン(ワイヤレス)」は、2022年の実績をまとめた「BCN AWARD 2023」ではソニーがアップルを追い抜き、2年ぶりにトップを奪還した。23年はソニーとアップルが僅差で競っている。
スマホで会議や演奏などを録音して聴いている方には録音に特化した専用機「ICレコーダー」、同じくスマホで漢字辞典アプリや電卓アプリなどを多用している方には「電子辞書」の利用をおすすめしたい。かつて「iPod」と「ウォークマン」がシェア争いを繰り広げていた「携帯オーディオ」をはじめとする専用機は、基本的に通信環境(Wi-Fi・モバイル通信)のない場所でも利用できるので、電波状況の悪い繁華街や電車内などで使うならスマホよりストレスフリーだ。
今年は久々に年賀状を出したい、スマホで撮りためた写真を自宅でプリントしたいといった希望があるなら「複合プリンタ」をチェックしよう。複合プリンタとは、プリント・スキャナ・コピーの1台3役の多機能プリンタを指し、専用機のスキャナとプリンタは別の部門として独立している。12月第1週終了時点(12月10日まで)の「複合プリンタ」の1位はキヤノン、2位はエプソンだが、その差は1.7ポイントと直近数年間では最も僅差だ。
今やだれでも持っているスマホは、「キャリアフリースマートフォン(旧名称SIMフリースマートフォン)」と、キャリアフリースマートフォン以外を対象とした「スマートフォン」の2部門に分け、どちらもアップルがトップに立っている。アップルは、「スマートフォン」部門を新設した「BCN AWARD 2012」、つまり2011年から12年連続でトップを獲得しており、今年も1位を獲得すると連続No.1記録がさらに伸びる。
実売データ提供販売店(23年12月現在)はアマゾン・ジャパン、エクスプライス、エディオン、NTTドコモ、ケーズホールディングス、玉光堂、コジマ、サンキュー、サードウェーブ、上新電機、ストリーム、ソフマップ、ZOA、ナニワ商会、ビックカメラ、ピーシーデポコーポレーション、三星カメラ、ムラウチドットコム、ユニットコム、楽天ブックス、綿半ドットコム(50音順)。
2024年1月に掲載予定の連載第4回では、「BCN AWARD 2024」ソフトウェア23部門から注目部門をピックアップして紹介する。