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IoTフィットネスマシン利用、小田急高架下「4H fitness狛江」開業

暮らし

2023/12/25 18:00

 小田急電鉄は、健康寿命の延伸によるウェルネスを兼ね備えたまちづくりの取り組みとして、狛江-和泉多摩川駅間の高架下(狛江駅徒歩3分)にデジタル技術を活用(DX)したフィットネスジム「4H fitness 狛江」を、2024年2月5日に開業する。これは、IoTフィットネスマシン「milon」を利用したサーキットトレーニングを主体とするフィットネス施設で、2022年2月に開業した梅ヶ丘店に次ぐ2店舗目となる。

梅ヶ丘店内の様子

個人にあわせた効果的なトレーニングができる

 「4H fitness」は、ドイツ製のIoTフィットネスマシン「milon」を採用し、8種類(筋力系6種、有酸素系2種)のマシンを1セット17.5分で周るサーキットトレーニングジム。短時間で効率的にトレーニングできる手軽さが特長で、仕事帰りや買い物ついでに運動が楽しめる。パーソナルデータを専用のICカードが記憶し、各マシンに読み込ませることでマシンのポジションや負荷が自動的に調整されるため、複雑な操作は必要ない。

 また、スタッフが定期的にパーソナルデータをチェックし、負荷などの見直しを行うため、常に身体の変化にあわせた効果的なトレーニングが可能であるほか、トレーニングデータは連携するスマートフォンアプリで確認できる。

 さらに、狛江店には、オーダーメイドサプリメントサーバー「GRANDE」を設置する。個人のプロファイルに基づいて22種類のサプリメントを自動的に配合し、1万以上のパターンから最適な栄養摂取を実現する。これにより、運動効果の実感とモチベーションの維持・向上を目指す。
 
オーダーメイドサプリメントサーバー
「GRANDE」

 利用料金は月額7980円。

 なお、1号店の梅ヶ丘店は、近隣住民を中心に幅広い年齢層の延べ700人以上に利用されており、そのうち100人以上は開業から継続している。「短時間でも効果が実感できた」「8kgの減量に成功した」などのポジティブなフィードバックや、「自分のペースでトレーニングでき、通うのが楽しみ」といった声が寄せられているという。

 同社は今後も「4H fitness」の展開を通じて、運動習慣の定着と健康増進を支援し、より豊かで健康的な生活の実現を目指していく。
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