K-POPの12月は歌謡祭で盛り上がります! MMA2023が日本でも生中継
【父娘のリレーブログ:K-POPとその周辺のお話・8】 今年も12月に入りましたね。K-POP界隈の12月といえば「歌謡祭」ですね。日本でも年末にいくつか歌謡祭がありますが、K-POP界はもっと盛んで、年末だけで七つほどの歌謡祭があります。そこでは表彰式があり、筆者も推しグループが出演するとか受賞するとかで悲喜交交の1カ月を過ごします。そして12月2日にはMMA(Melon Music Award) 2023が開催されました。韓国音楽配信アプリ「Melon(メロン)」の音楽祭です。今回はMMA 2023に登場した、今一番輝いているK-POPヨジャ(女性)グループとそのパフォーマンスを筆者目線で紹介します。
いくつか年末の歌謡祭がある中で、MMAは特に豪華なアーティストが登場するという印象があります。こんな豪華な出演者のステージを一挙に観られるなんて凄いことです。しかも、ほとんどのステージがこの日のために特別に用意されたものであり、普段の歌番組よりも数倍見応えがあります。アーティストはこの日のためにたくさんの練習を積んでいると思われ、それを想像するだけでも胸熱です。そして昨年はIVEが「SONG OF THE YEAR」を受賞したことが衝撃的でした。この賞は例えると日本レコード大賞のようなもので、韓国にてその年に最も流行った曲と言って過言ではありません。
オープニングアクトは、良い意味で意外だったKiss of Lifeでした。このグループは今年7月にデビューしたばかりでMMAに出演できるとは快挙です。メンバーのナッティはかつてTWICE結成のオーディションで注目を集めたこともありK-POP界隈では有名です。また、ベルはデビュー前にさまざまなアーティストの楽曲制作に携わっており、19歳にして天才作曲家といわれています。最近ではLE SSERAFIMの『UNFORGIVEN』の制作で注目を集めました。それだけでも期待でワクワクのグループで、とにかく楽曲がカッコいいです。
Kiss of Lifeは今回、「1theK GLOBAL ICON」賞を受賞しました。「1theK」とはYouTubeで2470万人の登録者を誇る大人気のK-POPチャネルであり、見ごたえのあるコンテンツがいっぱいあります。そんな凄いチャネルからの受賞になりました。
その後「J-Pop Favorite Artist」という賞が設けられており、imaseが受賞しました。彼は韓国語でコメントを話す予定が(緊張のせいか)忘れてしまったらしく、ポケットからカンペを出したのは観客の注目を浴びました。その後のimaseが魅せてくれたNight Riderのステージですが、なんとMMAの15年の歴史で初めての日本人による日本語歌詞のパフォーマンスとのことです。日韓関係が良好になっていることを肌で感じるシーンでした。日本人としてとても誇らしく感じました。
次に登場したのはラッパーのイ・ヨンジです。彼女がラッパーであることは知っていましたが、どちらかというとバラエティ枠としてとても楽しい人です。「ピョンピョン地球娯楽室」ではユジンとの絡みが面白く、MMAでのパフォーマンスでもユジンと絡んでくれて、2人の仲の良さが感じられました。また飲酒バラエティ「つまらないものですが」もコンテンツとして楽しいです。筆者はaespaのカリナが出演した回は何度も繰り返して観ています。そして彼女は今回「BEST SOLO - FEMALE」を受賞しました。
「BEST GROUP - FEMALE」はNewJeansでした。このグループはここで説明するのもおこがましいくらいの人気ぶりですので敢えて多くは語りませんが、今一番勢いのあるK-POPガールズグループです。小ネタとしては、NewJeansの名前の由来の一つに「New Genes(新しい遺伝子)」という説があるそうです。そして「マンネ(末っ子:一番年下)がなぜか一番背が高い説」を受け継いでくれています。
NewJeansのステージはアレンジやダンスも今回特別のMMAバージョンでの2023年ヒット曲メドレーで、この日のために特別に準備した素晴らしいステージとなっていました。それにしてもヘリンはAIで加工した結果のような完璧な美貌で、もう溜息しか出ません。世界で最も整った猫顔としても有名です。
次は、STAYCのステージです。今回彼女たちは「BEST MUSIC VIDEO」を受賞ました。SWITH JAPAN(ファンクラブ名)の筆者としては、推しがこのような晴れがましい舞台に立てることが誇らしいですし、来年も出演できることを祈るばかりです。
「BEST MERFORMANCE - FEMALE」はaespaが受賞しました。MY-J(ファンクラブ名)の筆者としては感涙です。aespaのステージは、Trick or Trickフリがついているのを初めて見ました。また最新曲のDramaは、スペシャルバージョンで本当にカッコよかったです。そしてaespaは「GLOBAL ARTIST」も受賞しました。aespaは今年ワールドツアーを大成功に終えることができたことが称されました。aespaのスピーチ英語、日本語、中国語で行われ、まさにGLOBAL ARTISTですね。
ナムジャ(男性)グループですがRIIZEが「NEW ARTIST OF THE YEAR」(いわゆる新人賞)を受賞し、日本人メンバーのショウタロウが日本語で素晴らしいスピーチしたのが印象的でした。
「kakaobank ALBUM OF THE YEAR」はIVEが受賞しました。昨年に引き続き大きな賞を取ることができて、今年も良い年になったようです。メンバーも2年連続で受賞できるとは思っていなかったようで、みんな感涙していたのが印象的です。それにしても、ウォニョンはさらに身長が伸びているように見えるのは気のせいでしょうか。
そして、最後のアワード「RECORD OF THE YEAR」はNCT DREAMが受賞しました。受賞した皆さんおめでとうございました。来年も期待しております。
ということで、今年のMMAの主役は筆者の予想通りNewJeansでした。そして、今年のMMAは、生放送中の4時間で何度感激して涙したことか、というくらい素晴らしい歌謡祭でした。
なお、日本テレビで同時間帯に放送された「ベストアーティスト2023」にSeventeenとLe SserafimをはじめとしたK-POPグループが何組か生放送で出演していたことには複雑な心胸でした。どのような気持ちで日本の番組を優先したのか知りたいところです(もちろん筆者はこの番組を録画してMMAが終わったらすぐにチェックしたことはいうまでもありません)。(はとりーぬ&らいか)
Apple MusicやYouTube Musicの韓国版
まずはMelonの説明。Apple MusicやYouTube Musicの韓国版だと想像すると分かりやすいかと思います。昨年はU-NEXTでMMAの配信があり、筆者もがっつり堪能しました。そして今年はABEMAで無料配信があるというので、ありがたく視聴しました。しかも、字幕版、同時通訳版を用意してくれるとは神対応です。以前だと年末のK-POP歌謡祭の類は工夫しないと観ることができなかったのですが、近年の日本でのK-POP人気の盛り上がりのおかげで手軽に視聴できるようになりました。良い時代になったものです。いくつか年末の歌謡祭がある中で、MMAは特に豪華なアーティストが登場するという印象があります。こんな豪華な出演者のステージを一挙に観られるなんて凄いことです。しかも、ほとんどのステージがこの日のために特別に用意されたものであり、普段の歌番組よりも数倍見応えがあります。アーティストはこの日のためにたくさんの練習を積んでいると思われ、それを想像するだけでも胸熱です。そして昨年はIVEが「SONG OF THE YEAR」を受賞したことが衝撃的でした。この賞は例えると日本レコード大賞のようなもので、韓国にてその年に最も流行った曲と言って過言ではありません。
錚々たる出演者
スタートのメッセンジャー役はIVEのアン・ユジンでした。7年前、MMAを客席で観ていた一人の少女がステージを見て「私もあのような歌手になりたい」という夢を描いて、今日はIVEとしてステージに立っているという話をし、不覚にも最初から号泣してしまいました。オープニングアクトは、良い意味で意外だったKiss of Lifeでした。このグループは今年7月にデビューしたばかりでMMAに出演できるとは快挙です。メンバーのナッティはかつてTWICE結成のオーディションで注目を集めたこともありK-POP界隈では有名です。また、ベルはデビュー前にさまざまなアーティストの楽曲制作に携わっており、19歳にして天才作曲家といわれています。最近ではLE SSERAFIMの『UNFORGIVEN』の制作で注目を集めました。それだけでも期待でワクワクのグループで、とにかく楽曲がカッコいいです。
Kiss of Lifeは今回、「1theK GLOBAL ICON」賞を受賞しました。「1theK」とはYouTubeで2470万人の登録者を誇る大人気のK-POPチャネルであり、見ごたえのあるコンテンツがいっぱいあります。そんな凄いチャネルからの受賞になりました。
その後「J-Pop Favorite Artist」という賞が設けられており、imaseが受賞しました。彼は韓国語でコメントを話す予定が(緊張のせいか)忘れてしまったらしく、ポケットからカンペを出したのは観客の注目を浴びました。その後のimaseが魅せてくれたNight Riderのステージですが、なんとMMAの15年の歴史で初めての日本人による日本語歌詞のパフォーマンスとのことです。日韓関係が良好になっていることを肌で感じるシーンでした。日本人としてとても誇らしく感じました。
次に登場したのはラッパーのイ・ヨンジです。彼女がラッパーであることは知っていましたが、どちらかというとバラエティ枠としてとても楽しい人です。「ピョンピョン地球娯楽室」ではユジンとの絡みが面白く、MMAでのパフォーマンスでもユジンと絡んでくれて、2人の仲の良さが感じられました。また飲酒バラエティ「つまらないものですが」もコンテンツとして楽しいです。筆者はaespaのカリナが出演した回は何度も繰り返して観ています。そして彼女は今回「BEST SOLO - FEMALE」を受賞しました。
「BEST GROUP - FEMALE」はNewJeansでした。このグループはここで説明するのもおこがましいくらいの人気ぶりですので敢えて多くは語りませんが、今一番勢いのあるK-POPガールズグループです。小ネタとしては、NewJeansの名前の由来の一つに「New Genes(新しい遺伝子)」という説があるそうです。そして「マンネ(末っ子:一番年下)がなぜか一番背が高い説」を受け継いでくれています。
NewJeansのステージはアレンジやダンスも今回特別のMMAバージョンでの2023年ヒット曲メドレーで、この日のために特別に準備した素晴らしいステージとなっていました。それにしてもヘリンはAIで加工した結果のような完璧な美貌で、もう溜息しか出ません。世界で最も整った猫顔としても有名です。
次は、STAYCのステージです。今回彼女たちは「BEST MUSIC VIDEO」を受賞ました。SWITH JAPAN(ファンクラブ名)の筆者としては、推しがこのような晴れがましい舞台に立てることが誇らしいですし、来年も出演できることを祈るばかりです。
「BEST MERFORMANCE - FEMALE」はaespaが受賞しました。MY-J(ファンクラブ名)の筆者としては感涙です。aespaのステージは、Trick or Trickフリがついているのを初めて見ました。また最新曲のDramaは、スペシャルバージョンで本当にカッコよかったです。そしてaespaは「GLOBAL ARTIST」も受賞しました。aespaは今年ワールドツアーを大成功に終えることができたことが称されました。aespaのスピーチ英語、日本語、中国語で行われ、まさにGLOBAL ARTISTですね。
ナムジャ(男性)グループですがRIIZEが「NEW ARTIST OF THE YEAR」(いわゆる新人賞)を受賞し、日本人メンバーのショウタロウが日本語で素晴らしいスピーチしたのが印象的でした。
4大アワードは今年を象徴するグループに
MMA終盤は、いわゆる「4大アワード」で盛り上がります。これらを受賞できるということは今年最も活躍したグループであるということです。まず、「SONG OF THE YEAR」には NewJeansのDITTOが選ばれました。今年の彼女たちの活躍を見れば妥当だと思います。最年少のヘインのスピーチで「今辛い方、不安に思っている方たちはDittoを聴いて温かい気持ちになっていただきたいです」が彼女の性格を表していて温かい気持ちになりました。また、「ARTIST OF THE YEAR」もNewJeansが獲得しました。4大アワードの二つを受賞して、まさに今年一番活躍したグループなのです。「kakaobank ALBUM OF THE YEAR」はIVEが受賞しました。昨年に引き続き大きな賞を取ることができて、今年も良い年になったようです。メンバーも2年連続で受賞できるとは思っていなかったようで、みんな感涙していたのが印象的です。それにしても、ウォニョンはさらに身長が伸びているように見えるのは気のせいでしょうか。
そして、最後のアワード「RECORD OF THE YEAR」はNCT DREAMが受賞しました。受賞した皆さんおめでとうございました。来年も期待しております。
ということで、今年のMMAの主役は筆者の予想通りNewJeansでした。そして、今年のMMAは、生放送中の4時間で何度感激して涙したことか、というくらい素晴らしい歌謡祭でした。
なお、日本テレビで同時間帯に放送された「ベストアーティスト2023」にSeventeenとLe SserafimをはじめとしたK-POPグループが何組か生放送で出演していたことには複雑な心胸でした。どのような気持ちで日本の番組を優先したのか知りたいところです(もちろん筆者はこの番組を録画してMMAが終わったらすぐにチェックしたことはいうまでもありません)。(はとりーぬ&らいか)