PayPayは、キャッシュレス決済サービス「PayPay」でお年玉専用のポチ袋を用いて500円以上のお年玉を送れば、送る側と受け取る側の双方が最大1万円相当の「PayPayポイント」が当たるキャンペーン「お年玉くじ」を12月21日から2024年1月14日まで実施している。日本の伝統文化である「お年玉」をキャッシュレスで体験する機会を多くのユーザーに提供することを目指す。
同社によるお年玉に関する意識調査によれば、24年のお年玉をキャッシュレスで受け取りたいとの回答が約4割で、そのうち約9割がPayPayで受け取りたいと回答しているという。藤井執行役員は、「昔ながらの慣習を大切にしたいと考えている人も多いが、今回はPayPayで受け取りたいというユーザーがお年玉をキャッシュレスで受け取りやすい環境を整えるためにキャンペーンを開始することになった」としている。
PayPayの「送る・受け取る」機能を用いれば、24時間365日リアルタイムで遠方の親戚にも無料でメッセージ付きのお年玉を送ることができる。さらに、受け取ったPayPay残高の使用状況をアプリで確認できるため、使いすぎにも気づきやすい。同社は今回のキャンペーンを手始めに、現金で渡すよりも「送る・受け取る」という個人間送金を広めるためのサービス強化を図る方針だ。(BCN・佐相 彰彦)
本人確認が条件
お年玉くじでは、送金後に表示される決済番号が後日発表される当選番号と一致した場合、1等で1万円相当、2等で1000円相当、3等で100円相当のPayPayポイントが付与される。当選番号は24年1月19日以降にキャンペーンページで発表され、当選者には後日自動的にポイントを付与する。送る側と受け取る側が本人確認をしていることが参加条件で、送金後でもキャンペーン期間中に本人確認が完了していれば抽選対象となる。お年玉をキャッシュレスで受け取りたい人は約4割
同社は12月21日、記者会見を開催。会見で藤井博文・執行役員事業推進統括本部マーケティング戦略本部本部長が「PayPayは、登録ユーザー数が6100万人を超え、スマホユーザーの3分の2が利用するまで成長した。22年の送金回数は約1.6億回となり、コード決済におけるシェアは約92%になっている。23年は、昨年を上回るペースで増加している」とアピールした上で、「特に、ユーザーが生活費や飲食代の割り勘、お小遣いなどの送金に利用しているのが目立つ」と説明した。同社によるお年玉に関する意識調査によれば、24年のお年玉をキャッシュレスで受け取りたいとの回答が約4割で、そのうち約9割がPayPayで受け取りたいと回答しているという。藤井執行役員は、「昔ながらの慣習を大切にしたいと考えている人も多いが、今回はPayPayで受け取りたいというユーザーがお年玉をキャッシュレスで受け取りやすい環境を整えるためにキャンペーンを開始することになった」としている。
PayPayの「送る・受け取る」機能を用いれば、24時間365日リアルタイムで遠方の親戚にも無料でメッセージ付きのお年玉を送ることができる。さらに、受け取ったPayPay残高の使用状況をアプリで確認できるため、使いすぎにも気づきやすい。同社は今回のキャンペーンを手始めに、現金で渡すよりも「送る・受け取る」という個人間送金を広めるためのサービス強化を図る方針だ。(BCN・佐相 彰彦)