「BCN AWARD 2024」は推し活ブームで盛り上がる「双眼鏡」部門が新設! 注目は2社が争うミラーレス一眼!
毎年1月にBCNが発表する「BCN AWARD」に関する情報を先出していく連載「【BCN AWARD 2024】カウントダウン」。第2回は、2024年1月22日に発表予定の「BCN AWARD 2024」の新設部門と注目部門を紹介しよう。
25回目を迎える「BCN AWARD 2024」では、「推し活」として脚光を浴びるライブ・コンサート、観劇などはもちろん、スポーツ観戦、野鳥観察などさまざまな用途で活躍する「双眼鏡」部門を新設。また、従来の「PND」部門を「カーナビ」部門と名称変更し、ハードウェア88部門、ソフトウェア部門23部門の計111部門のNo.1メーカーを決定する。
表彰の対象となる部門は、BCNが市場性、市場規模、市況動向、商品ライフサイクルなどを分析し、「一定の販売数量をもつ」「製造もしくは販売メーカーが、正式にサポートを行っている商品が主体となる」「JANコードの単品管理によって、販売数量が厳密に特定できる」「当年の1月1日から販売実績がある」の四つに条件を満たすカテゴリとなる。過去には、消費者のニーズの変化により「一定の販売数量をもつ」という条件を満たさなくなったため、表彰対象から外れた部門も少なからずある。このため「BCN AWARD 2024」で表彰する111部門は、現時点で一定の販売規模をもつジャンルといえるだろう。
注目の部門は、カメラ関連の「デジタルカメラ(ミラーレス一眼)」「デジタルカメラ(レンズ一体型)」「デジタルビデオカメラ」「交換レンズ」。いずれも前年と、12月第1週終了時点(12月10日まで)の1位のメーカーが異なり、それぞれトップ交代となりそうだ。
その一つ、ミラーレス一眼は、前年1位のキヤノン(28.3%)に対し、ソニーはシェア33.6%と5ポイント以上の差をつけ、2年ぶりの1位獲得に王手をかけている。同じく12月第1週終了時点で、ソニーはデジタルビデオカメラでも、パナソニックをわずかな差でかわしてトップに立っている。
12月第1週終了時点で1位と2位が僅差(2ポイント未満)で競っている部門は、「ノートPC」「KVM切替器」「メモリカード」「インクジェットプリンタ」「複合プリンタ」「ヘッドホン・イヤホン(ワイヤレス)」「スピーカーシステム」「映像関連ボード」「スキャナ」「ホームWi-Fiルーター」「モバイルWi-Fiルーター」「キーボード」など。複合プリンタとは、プリント・スキャナ・コピーの1台3役の多機能プリンタを指す。例年、12月は1年間で最もデジタル製品が売れる時期のため、残り2週間の売れ行きによっては順位が入れ替わる部門もいくつかありそうだ。
実売データ提供販売店(23年12月現在)はアマゾン・ジャパン、エクスプライス、エディオン、NTTドコモ、ケーズホールディングス、玉光堂、コジマ、サンキュー、サードウェーブ、上新電機、ストリーム、ソフマップ、ZOA、ナニワ商会、ビックカメラ、ピーシーデポコーポレーション、三星カメラ、ムラウチドットコム、ユニットコム、楽天ブックス、綿半ドットコム(50音順)。
連載第3回では、「BCN AWARD 2024」ハードウェア88部門から、今回取り上げた以外の注目部門をピックアップして紹介する。
2023年のNo.1メーカーが実売データで決定!
「BCN AWARD」は、家電量販店などから集計している実売データ(POSデータ)をもとに、部門(ジャンル)ごとに年間販売数量累計1位の企業を表彰する制度。前年の実績をもとに表彰するため「BCN AWARD 2024」の対象期間は23年1月1日~12月31日となる。25回目を迎える「BCN AWARD 2024」では、「推し活」として脚光を浴びるライブ・コンサート、観劇などはもちろん、スポーツ観戦、野鳥観察などさまざまな用途で活躍する「双眼鏡」部門を新設。また、従来の「PND」部門を「カーナビ」部門と名称変更し、ハードウェア88部門、ソフトウェア部門23部門の計111部門のNo.1メーカーを決定する。
表彰の対象となる部門は、BCNが市場性、市場規模、市況動向、商品ライフサイクルなどを分析し、「一定の販売数量をもつ」「製造もしくは販売メーカーが、正式にサポートを行っている商品が主体となる」「JANコードの単品管理によって、販売数量が厳密に特定できる」「当年の1月1日から販売実績がある」の四つに条件を満たすカテゴリとなる。過去には、消費者のニーズの変化により「一定の販売数量をもつ」という条件を満たさなくなったため、表彰対象から外れた部門も少なからずある。このため「BCN AWARD 2024」で表彰する111部門は、現時点で一定の販売規模をもつジャンルといえるだろう。
注目の部門は、カメラ関連の「デジタルカメラ(ミラーレス一眼)」「デジタルカメラ(レンズ一体型)」「デジタルビデオカメラ」「交換レンズ」。いずれも前年と、12月第1週終了時点(12月10日まで)の1位のメーカーが異なり、それぞれトップ交代となりそうだ。
その一つ、ミラーレス一眼は、前年1位のキヤノン(28.3%)に対し、ソニーはシェア33.6%と5ポイント以上の差をつけ、2年ぶりの1位獲得に王手をかけている。同じく12月第1週終了時点で、ソニーはデジタルビデオカメラでも、パナソニックをわずかな差でかわしてトップに立っている。
12月第1週終了時点で1位と2位が僅差(2ポイント未満)で競っている部門は、「ノートPC」「KVM切替器」「メモリカード」「インクジェットプリンタ」「複合プリンタ」「ヘッドホン・イヤホン(ワイヤレス)」「スピーカーシステム」「映像関連ボード」「スキャナ」「ホームWi-Fiルーター」「モバイルWi-Fiルーター」「キーボード」など。複合プリンタとは、プリント・スキャナ・コピーの1台3役の多機能プリンタを指す。例年、12月は1年間で最もデジタル製品が売れる時期のため、残り2週間の売れ行きによっては順位が入れ替わる部門もいくつかありそうだ。
実売データ提供販売店(23年12月現在)はアマゾン・ジャパン、エクスプライス、エディオン、NTTドコモ、ケーズホールディングス、玉光堂、コジマ、サンキュー、サードウェーブ、上新電機、ストリーム、ソフマップ、ZOA、ナニワ商会、ビックカメラ、ピーシーデポコーポレーション、三星カメラ、ムラウチドットコム、ユニットコム、楽天ブックス、綿半ドットコム(50音順)。
連載第3回では、「BCN AWARD 2024」ハードウェア88部門から、今回取り上げた以外の注目部門をピックアップして紹介する。