高齢者は、日常生活を送る中で不便さを実感することがあります。例えば、足腰があまり良くない人は、家の中にある家電製品の電源を入れることに苦労するかもしれません。私の祖母も、冬の寒い日に自分で暖房をつけようとして、立ち上がるのに苦労したことがあったそうです。

　アマゾンジャパンは12月4日、パーソナルAIアシスタント「Alexa」を法人や地方自治体向けに提供するサービス「Alexa Smart Properties（アレクサ・スマート・プロパティー）」を開始すると発表しました。高齢者施設や地方自治体などを注力領域として定め、高齢化などの社会課題解決やインバウンド需要への対応、スマートホームの普及を目指すそうです。

　高齢者施設では、Alexaのスマートホーム機能を活用することで、声だけでエアコンやテレビ、照明を操作でき、入居者の体の不自由さを補う効果が見込めるそうです。私自身、老いていくことを考えると、人ごとではないので、広く普及してほしいサービスです。（大向琴音）

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アマゾンジャパンがAlexaを法人、地方自治体向けに提供 サービスを通じて社会課題の解決目指す