7月から「サポート詐欺」急増! 対処法は?

暮らし

2023/12/13 17:35

 BBソフトサービスが独自に調査・収集したデータによれば、サポート詐欺サイトのURL収集件数が2023年7月以降、急激に増加しているという。同社は、12月に発表したネット詐欺対策専用セキュリティソフト「詐欺ウォール」の最新ニュースレターにおいて、そんな「サポート詐欺」について解説している。

「サポート詐欺」URLの
収集件数が7月以降急激に増加

「Escキーを押す」「Alt+F4キーでブラウザを閉じる」

 「サポート詐欺」は、インターネットを使用していると突然「あなたのPCはウイルスに感染しました」といった警告画面を表示し、慌てたユーザーが記載先の連絡先に電話してしまうことで、金銭を要求されたり、画面の案内に従てクレジットカード情報を入力させるといった手口。
 
「サポート詐欺」
手口の詳細

 ターゲットに緊急事態を演出し心理的な不安を煽り、冷静な判断を出来ない状態に陥れることが特徴で、詐欺手口としての認知が低いこともあってか、犯罪者にとってはだましやすい手口として急増していると考えられる。

 こういったサポート詐欺への対処法として、同社は偽の警告画面に表示されている連絡先に連絡したり、URLをクリックしたりせず、「Esc」キーを押して全画面表示を閉じるか、「Alt」キー+「F4」キーを押してウェブブラウザを終了させることを推奨する。また、ウイルス感染が気になる場合は、偽の警告画面に表示された連絡先ではなく、PCのサポート窓口に連絡することを求めている。
 
BBソフトサービスが推奨する
「サポート詐欺」対策

 同社が開発・販売している「詐欺ウォール」は、怪しい詐欺サイトを自動で検知して、ネット詐欺の脅威からユーザーを守るネット詐欺対策専用セキュリティソフト。ネット詐欺を「フィッシング詐欺サイト」や「偽販売サイト」など10カテゴリに定義し、ネット詐欺による脅威からユーザーを保護する。
 
「詐欺ウォール」が定義する
ネット詐欺10カテゴリ
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