平成ネットミームの代表格! 「コロンビア」の由来と活用をおさらい
【こっそりミームを教えます・126】 ネット上では日々新しいミームが生まれているが、17年前に誕生し、今でも愛されている「コロンビア」をご存知だろうか? もちろん、南米の国であるコロンビアを指しているのではない。ネット上で使われている「コロンビア」とは一体何なのか、その由来を見ていこう。
このミームの発祥は、テレビ朝日系列で放送されていた「パネルクイズ アタック25」でのワンシーン。2006年10月1日放送回での「中央アメリカのパナマと陸上で国境を接している南アメリカの国はどこでしょう?」というクイズに対して、「コロンビア」と解答して優勝を決めた際の解答者の様子がモデルになっている。
たったそれだけのことでこのポーズが話題となったのには理由がある。「アタック25」では4人の出場者が早押しクイズをおこない、25枚のパネルを「オセロゲーム」の要領で争う。そのため、たくさん正解した人が必ず優勝できるというわけではないのだ。
今回モデルとなった出場者は誤答率が高かったのにも関わらず、このルールのおかげで優勝。にもかかわらずかなりのドヤ顔を披露し、勝ち誇るようなガッツポーズをしたことがネット民の心を掴んだよう。
しかも、「予選となる筆記試験でカンニングをした」と自らmixiで告白したことが後に発覚。この告白は大いに注目を集めたが、カンニングについては「仲間内のウケを狙ってああいう表現をした」と告白を撤回している。
「コロンビア」のポーズは、ネット掲示板で人気の「やる夫」というキャラクターによりAA(アスキーアート)化されたり、他の写真やイラストとコラージュされたりとネット上でネタ画像として活用されている。
「コロンビア」と表示されている解答欄を書き換えるアレンジも見受けられ、汎用性の高さも愛されるポイントのようだ。
Instagramには赤ちゃんが伸びをしている愛らしい様子を「コロンビアポーズ」とタグ付けしてポストしている投稿も。時代やSNSの変化に合わせて、「コロンビア」もさらなる進化を見せてくれるかもしれない。(フリーライター・井原亘)
「コロンビア」だけじゃない! 是非チェックしたいその他トレンドワード
・紅白出場
・マンウィズ
・キタニタツヤ
・大泉さん
■Profile
井原亘
元PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンとSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホをチェックしている
一般人をモデルにしたネタ画像がネット上で話題に
懐かしのネットミームである「コロンビア」とは、ドヤ顔で両手を挙げたガッツポーズを指す言葉だ。このミームの発祥は、テレビ朝日系列で放送されていた「パネルクイズ アタック25」でのワンシーン。2006年10月1日放送回での「中央アメリカのパナマと陸上で国境を接している南アメリカの国はどこでしょう?」というクイズに対して、「コロンビア」と解答して優勝を決めた際の解答者の様子がモデルになっている。
たったそれだけのことでこのポーズが話題となったのには理由がある。「アタック25」では4人の出場者が早押しクイズをおこない、25枚のパネルを「オセロゲーム」の要領で争う。そのため、たくさん正解した人が必ず優勝できるというわけではないのだ。
今回モデルとなった出場者は誤答率が高かったのにも関わらず、このルールのおかげで優勝。にもかかわらずかなりのドヤ顔を披露し、勝ち誇るようなガッツポーズをしたことがネット民の心を掴んだよう。
しかも、「予選となる筆記試験でカンニングをした」と自らmixiで告白したことが後に発覚。この告白は大いに注目を集めたが、カンニングについては「仲間内のウケを狙ってああいう表現をした」と告白を撤回している。
「コロンビア」のポーズは、ネット掲示板で人気の「やる夫」というキャラクターによりAA(アスキーアート)化されたり、他の写真やイラストとコラージュされたりとネット上でネタ画像として活用されている。
「コロンビア」と表示されている解答欄を書き換えるアレンジも見受けられ、汎用性の高さも愛されるポイントのようだ。
Instagramには赤ちゃんが伸びをしている愛らしい様子を「コロンビアポーズ」とタグ付けしてポストしている投稿も。時代やSNSの変化に合わせて、「コロンビア」もさらなる進化を見せてくれるかもしれない。(フリーライター・井原亘)
「コロンビア」だけじゃない! 是非チェックしたいその他トレンドワード
・紅白出場
・マンウィズ
・キタニタツヤ
・大泉さん
■Profile
井原亘
元PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンとSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホをチェックしている