Sansanは11月20日に、請求書関連業務に携わるビジネスパーソン1000名(経理部門500名、経理以外の部門500名)を対象に実施した、「インボイス制度開始後の実態調査」の結果を発表した。同調査は、11月6~8日の期間に行われている。
インボイス制度への対応で感じた、具体的な業務課題としては(複数回答)、「請求書業務の負荷が増えた」(39.2%)がもっとも多く、「社内理解が不十分で混乱が生じた」(28.6%)がそれに続いている。
インボイス制度への対応で感じた業務課題に関連したエピソードとしては、「請求書によって登録番号が記載されている箇所が違うので、確認に時間がかかる(金融業)」「インボイス制度に関する知識を現場に周知するのに課題を感じた(小売業)」「受け取った請求書が適格請求書かどうか判断するのが難しい(広告業)」といったコメントが寄せられた。
取引先から受け取った請求書が適格請求書の要件を満たしているかを、どのように確認しているかを尋ねた質問では、「経理担当者による目視確認」が約7割に達している。
インボイス制度の開始にともなって、経理担当者が月次決算業務にかける時間を尋ねたところ、1名あたり月平均で11.9時間ほど増加しており、営業日に換算すると約1.6営業日に達した。
経理以外の部門に所属する人(500名)に、インボイス制度開始後の業務について尋ねた質問では、「業務が増えた」という回答が69.8%を占めている。
インボイス制度開始後に増えた業務としては(複数回答)、「受け取った請求書が適格請求書かどうかの確認」が最多となり、「受け取った請求書に不備があった場合の修正対応」がそれに続いた。
経理以外の部門に所属する人の、インボイス制度開始後のエピソードとしては、「まずインボイス制度を理解するのに時間がかかり、日々の確認業務にも時間を要している(製造業)」「登録番号が記載されていない領収書を受け取ってしまった(運輸・物流業)」「立替精算のとき、経理部門から適格請求書の提出を要求されるなどコミュ二ケーションが増えてかなり時間がかかった(小売業)」「適格請求書の必要要件を理解していない取引先に対しての連絡に時間を要している(建設業)」「経理担当者も制度を理解しきれていない(運輸・物流業)」といったコメントが寄せられている。
経理担当者の70.2%が「課題あり」、1人当たり月平均12時間増加
調査対象者のうち、経理部門(500名)にインボイス制度への対応に何らかの業務課題を感じているかを尋ねたところ、「課題を感じた」という回答が70.2%を占めた。インボイス制度への対応で感じた、具体的な業務課題としては(複数回答)、「請求書業務の負荷が増えた」(39.2%)がもっとも多く、「社内理解が不十分で混乱が生じた」(28.6%)がそれに続いている。
インボイス制度への対応で感じた業務課題に関連したエピソードとしては、「請求書によって登録番号が記載されている箇所が違うので、確認に時間がかかる(金融業)」「インボイス制度に関する知識を現場に周知するのに課題を感じた(小売業)」「受け取った請求書が適格請求書かどうか判断するのが難しい(広告業)」といったコメントが寄せられた。
取引先から受け取った請求書が適格請求書の要件を満たしているかを、どのように確認しているかを尋ねた質問では、「経理担当者による目視確認」が約7割に達している。
インボイス制度の開始にともなって、経理担当者が月次決算業務にかける時間を尋ねたところ、1名あたり月平均で11.9時間ほど増加しており、営業日に換算すると約1.6営業日に達した。
経理以外の部門に所属する人(500名)に、インボイス制度開始後の業務について尋ねた質問では、「業務が増えた」という回答が69.8%を占めている。
インボイス制度開始後に増えた業務としては(複数回答)、「受け取った請求書が適格請求書かどうかの確認」が最多となり、「受け取った請求書に不備があった場合の修正対応」がそれに続いた。
経理以外の部門に所属する人の、インボイス制度開始後のエピソードとしては、「まずインボイス制度を理解するのに時間がかかり、日々の確認業務にも時間を要している(製造業)」「登録番号が記載されていない領収書を受け取ってしまった(運輸・物流業)」「立替精算のとき、経理部門から適格請求書の提出を要求されるなどコミュ二ケーションが増えてかなり時間がかかった(小売業)」「適格請求書の必要要件を理解していない取引先に対しての連絡に時間を要している(建設業)」「経理担当者も制度を理解しきれていない(運輸・物流業)」といったコメントが寄せられている。