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【全力推し活日記8】思い出となる「チケットの保管方法」~TM NETWORKを追いかけ「札幌」へ

暮らし

2023/11/20 17:05

【全力推し活日記8】今回のTM NETWORKのライブレポは、11月17日の札幌公演です。2週間前の熊本公演は半袖の陽気でしたが、今回はコートが必須。吐く息こそ白くはないけれど秋を飛ばして一気に冬になってしまった感じです。※TM NETWORKとは、小室哲哉さん、宇都宮隆さん、木根尚登さんの3人組音楽ユニットです。

ライブ会場からさっぽろテレビ塔を撮影。
天気はあいにくの雨(筆者撮影)

チケットは大切な宝物

 私が初めて行ったTM NETWORKのライブは、1990年の「RHYTHM RED TMN TOUR」。ライブが終わった後もうれしくて何度も眺めていたあのチケット。あのチケットはいずこへ?いつの間にかなくしてしまったあのチケット。どこかにあるんじゃないかと30年前から今もずっと探し続けています。

 ド田舎の学生にとってライブに行くということは一大イベント。「勉強します!お手伝いします!なんでも言うことを聞きます!ライブに連れて行ってください!」と親に拝み倒して連れて行ってもらった大切なライブのチケットをなくすなんて、もーーー、私のバカ!

 チケットは大切な宝物。自分がそのライブに参戦した証だからこそ、ちゃんと残しておきたいですよね。
 
歴代のTM NETWORKのライブチケット(筆者撮影)

チケットの管理方法

 みなさんは、ライブのチケットをちゃんと手元に残していますか?

 子供に手がかからなくなった10年くらい前から頻繁にライブに行くようになり徐々に増えてきたチケット達。以前は、チョコレートの缶ケースにチケットを放り込んでいた私ですが(←だからなくした)、もうチケットはなくしたくないと最近はちゃんと管理するようになりました。

 推し活ブームもあり、通販サイトで、”チケット”、”ファイル”と検索すると、チケットを管理するための商品がいろいろと売られています。チケットの収納に特化していることもあり仕様は申し分ないのですが、少々お高め。そこで今回は、100円ショップで購入して私が使っている「チケット収納ファイル」を紹介したいと思います。

 と、その前に、まずチケットのサイズを確認しておきましょう。主催者や各コンビニ経由で発券されているチケットのサイズは、縦61~76mm、横120~128mm。もちろん例外もありますが、基本的にはこのサイズに収まることが「チケット収納ファイル」に求められる必要最低条件となります。
 
各チケットサイズ(筆者撮影)

愛用している「チケット収納ファイル」

 100円ショップのダイソー、セリア、キャンドゥを見て回り、現在二つの商品を使っています。
 

高透明フォトアルバム(キャンドゥ:100円)


 L版写真用/64ポケット/サイズ:縦200×横156×厚さ10mm
 
高透明フォトアルバム(筆者撮影)

 フォトアルバムは、ポケットサイズがL版写真(縦89×横127mm)より若干大きくなっているので、問題なくチケットは収まります。またどの店舗でも数種類扱っているので、好きなデザインが選べるというメリットもあります。その中で私がこちらの商品を選んだ理由は

 ★★★ 厚さ1cmとコンパクトかつ、表紙が硬めのプラスティック素材で自立できる。
 ★★★ 高透明フィルムを採用しているので、収納した際チケットの文字が見やすい。
 ★★  上部が開いているので、ハガキも入れられる。
 

 今までもL版写真用ファイルをチケット収納用として使っていたのですが、分厚かったり、ケース入りだったりと、何かとかさばっていましたが、アーティストごとに分類したい私にとって、この1cmという厚みはベストサイズなのです。

 また高透明フィルムについてはおまけ程度に思っていたのですが、実際使ってみると確かに通常の透明フィルムよりも見やすい!老眼の兆候がでてきた私にとって、とても文字が見やすくて助かります。そしてたまにある一般的なチケットサイズより大きいもの(ハガキ程度)も収納できるのでとても気に入っています。
 

マイコレバインダーシリーズ(セリア:各100円)


 ・4リングバインダー:サイズ-縦330×横265×厚さ30mm

 ・チケット収納リフィル:4ポケット(2シート入り)
 
4リングバインダーとチケット収納リフィル(筆者撮影)

 唯一100円ショップでチケット用とうたっている商品(※私調べ)専用のマイコレバインダーに、この収納リフィルを綴じて使うタイプです。

 1シートに4枚のチケットが入ります。1ポケットの内寸は、縦78×横226mm、一般的なサイズであれば収まりそうです。

 この商品を初めて見た時は、「チケット専用はいいけど、大きいしちょっと邪魔だなぁ」と思っていたのですが、先日チケット以外にも缶バッチ用やロングステッカー用のリフィルがあることを知り、手に取ってみたら、これがなんと今回のツアーグッズに丁度良いことが判明!

 今回のTM NETWORK40周年ツアーは、2022年9月のDay1から始まり現在のところDay34までのスケジュールが発表されています(今回の札幌はDay21)。

 限定グッズとして、Day1から公演ごとに販売される”リボン”と”アクリルチャーム”を記念にと毎回買っていたら増える増える(当たり前)。増え続ける限定グッズの収納に悩んでいたのですが、”リボン”はロングステッカー用のリフィルに、”アクリルチャーム”は缶バッチ用リフィルに良い感じで収まります。
 
チケットやグッズが収納された各種リフィル(筆者撮影)

 「完璧!」と満足気にパラパラとバインダーを眺めていてふと思ったのですが、チケット代が約1万円、限定グッズ代が1300円でそれが21公演分………現時点で約24万円。あははははー。これからもツアーは続くので、このバインダーには、喜んで貢がせて頂いたお金が、40周年ツアーの楽しい思い出としてファイリングされていくことになりそうです。

 まあ、チケットを管理する仕方はいろいろあると思いますが、なくさないようにしたいですね。

札幌のライブレポ

会場はカナモトホール(札幌市民ホール)(筆者撮影)

 それでは、本題のライブレポを。今回もLEDスクリーンに投影される映像がいろいろと変わっていました。こんな公演ごとに映像が変わるアーティストっているんですかね?

 もちろん観ている側としてはブラッシュアップされているので、よりカッコよくなった!と喜んではいるものの、映像スタッフさんは大変だなぁと同情…ではなく感謝しております。

 この札幌公演はツアー12公演目ということもあり、余裕が出てきたメンバーの3人。お決まりだった動きや歌詞を変えてみたり、なんだかとても楽しそうです。観ているこちらも楽しくて思わずぴょんぴょんと飛び跳ねてしまいます。

 そしてネタバレになってしまいますが、今回の札幌公演は、なんと小室さんが要塞から出てきました!!!

 2時間弱のステージ。終始キーボードに囲まれたスペース(通称:要塞)で演奏しているのですが、札幌公演からショルダーキーボード(略してショルキー)が登場!え?ショルキー!まじ?ぎゃーーーーっ!つまりステージの端から端までその可愛さを振りまくってことですよね!

 少しだけショルキーについて。小室さんモデルのショルキーのことを「Mind Control」と言います。90年代に数点だけ製作され一般には販売されていないため、「Mind Control」がほしいとレプリカを自作する熱烈なファンの方が出てくるほどの憧れのモデルです。

 またペーパークラフトではありますが、原寸サイズを再現したグッズも販売されるほど、小室さんの代名詞といっても過言ではありません。

 しかし、いつしか「Mind Control」は壊れてしまい、近年は展示品でしかお目にかかることはなかったのですが、なんと22年に、レプリカを自作しているファンの方達が有志で集まり「Mind Control」を修理してくださいました!つーか、これって修理というか、フルレストアレベルの作業ですよね。実際にステージで使えるようにするなんて本当にすごいです!有志の皆さんありがとうございます。

 その「Mind Control」が、23年に初めて※、ここ札幌で登場したのです!「Mind Control」を持って要塞から出てくる小室さんに一気に会場のボルテージが上がります。小室さんと木根さんがステージを左右に駆け抜け観客を煽ります。もちろん宇都宮さんもスタンドマイクを振りかざしながらさらに観客を煽ります。外は冬ですが会場は真夏!汗だくの札幌公演となりました。

※ TM NETWORKのライブとして。なお修理された「Mind Control」が初めてお披露目されたのは22年ぴあアリーナMMでの追加公演(DAY8、DAY9)です。追記:23年11月22日

最後に

 もーこんなステキなサプライズがあるから、全部の公演に行かなくちゃ!って思ってしまうんですよねー。

 ちなみに、私の老後の楽しみの一つは、”「Mind Control」ペーパークラフトを組み立て、小室哲哉ごっこをする”こと。楽器は演奏できないけど、ショルキーに憧れはあります!

 今週末は、今年のツアー最後の地方公演。2泊3日の「広島」と「倉敷」も楽しい旅になりますように。
 

札幌のおいしいもの


 塩で頂くジンギスカンが好きで「八仙」へ。網焼きって珍しいですよね。肉厚で食べ応えも十分。お味は文句なし!
 
すすきのにある「八仙」は予約必須のお店(筆者撮影)

札幌のお土産

 
ちくわの中にツナマヨが入っている、ちくわパン(筆者撮影)

 定番の自宅用のお土産は「どんぐり」のパン。看板メニューのちくわパンはもちろんハード系のパンも大量に購入。
 
しっとりとしたやわらかさの白バアム(筆者撮影)

 あとは小室さんもThreadsにアップしていた、”白い恋人”を製造している「石屋製菓」の”白いバウム”も買って帰りました。(フリーライター:まるたに しず)


■Profile
まるたに しず
都内近郊在住。パソコン周辺機器メーカーで20年以上、広報PR業務に従事。現在「いつまでもいると思うな、“推し”と“親”」をモットーに自分らしく毎日を過ごしています。趣味は、ライブ観賞とスノーボード。最近ダイエットのためキックボクシングを始めました。(Xアカウント:@marutani1974)
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