国立感染症研究所が11月17日に更新したインフルエンザの流行マップによると、2023年第45週(11月6~12日)の患者報告数は8万5766人という結果になった。前週(10月30日~11月5日)は10万4359人だったため、約1万8000人の減少だ。定点当たりの報告数は17.35(前週は21.13)となった。
11月17日発行の「東京都インフルエンザ情報」では11月6~12日の期間、インフルエンザ定点医療機関からの患者報告数が4779人(前週は7086人)、定点当たり11.46と前週(16.99/定点)よりも減少した。定点当たりの患者報告数は、19保健所管内で注意報レベル10.0を上回り、警報レベル30.00の保健所管内がなかった。
31都道府県で前週よりも減少
都道府県別での定点当たり報告数は、佐賀県(36.13)、山梨県(29.78)、長野県(27.78)、愛知県(27.35)、北海道(25.78)、埼玉県(22.31)、高知県(22.27)、大分県(21.91)、鳥取県(21.45)、福島県(20.99)、徳島県(20.95)、岐阜県(20.28)、熊本県(20.16)の順。16都道府県で前週の報告数よりも増加し、31都道府県で前週の報告数よりも減少した。11月17日発行の「東京都インフルエンザ情報」では11月6~12日の期間、インフルエンザ定点医療機関からの患者報告数が4779人(前週は7086人)、定点当たり11.46と前週(16.99/定点)よりも減少した。定点当たりの患者報告数は、19保健所管内で注意報レベル10.0を上回り、警報レベル30.00の保健所管内がなかった。