Amazonで買い物をしたり、Amazonのサービスを利用したりしているけれど、中には「Amazonに登録した個人情報を消したい、サービスをやめたい」という人がいるのではないでしょうか。そこで、Amazonのアカウントを閉鎖（削除）する方法について解説します。


　閉鎖（削除）は、手順どおりに行えばできます。ただし、いったん閉鎖（削除）してしまうとAmazonの関連サービスを利用できなくなるのはもちろん、Amazonアカウントを再開したり復活させたりすることもできなくなるため、注意が必要です。注意事項もあわせて紹介するため、閉鎖（削除）すべきかどうか、しっかり理解したうえで対応しましょう。
 

Amazonアカウントの閉鎖（削除）方法

　では、Amazonアカウントの閉鎖（削除）方法について解説します。まず、閉鎖（削除）する前に、プライム会員や、Kindle Unlimited、Amazon Music Unlimitedなどの有料サービスに加入しているのであれば、そちらの解約を事前にしておきましょう。

　Amazonアカウントの閉鎖（削除）の手順は、以下のとおりです。

1. アカウントの閉鎖ページにアクセス（※）
2. アカウントにサインインする
3. アカウントに紐付けられている製品やサービスを確認する
4. ドロップダウンメニューから理由を選択
5. 「完全な閉鎖と個人データの削除」の項目にチェックを入れる
6. 「アカウントを閉鎖する」をクリックして完了

　その後、確認用のEメール／テキストメッセージが送られてきます。5日以内に返信するようにしましょう。

※アカウントの閉鎖ページはこちら（https://www.amazon.co.jp/privacy/data-deletion）から
 

注意点  

　Amazonアカウントを閉鎖（削除）する際の注意点も押さえておきましょう。Amazonアカウントを閉鎖（削除）すると、Amazonの関連サービスを利用できなくなります。さらに、Amazonアカウントを再開したり復活させたりすることもできなくなるため、注意が必要です。

　なお、Amazonで再び買い物したりサービスを利用したりするには、新規アカウントを作り直す必要があります。

　利用できなくなるサービスとしては、以下のようなものが挙げられます。

■Amazonの注文履歴やほしい物リストなどの情報にアクセスできなくなる
■購入証明や領収書の印刷もできなくなる
■Amazonのギフト券やポイントが失効する
■Prime VideoやAmazon Musicなどのサービスを利用できなくなる
■EchoやKindle、Fire TVなどのAmazon機器を利用できなくなる

　Amazonをよく使っている人で、特に注意したいのは以下の点です。

　アカウントに残っているギフト券やポイントの残高はすべて失われてしまい、別アカウントへの移行にも対応していません。

　また、Amazon関連の主なサービスである、Prime Video、Amazon Music、Kindle、Audible、Amazonアプリストアなどのサービスが利用できなくなります。購入したコンテンツの再ダウンロード、アクセスもできません。そのほか、EchoやKindle、Fire TVといったAmazonデバイスの登録も解除されます。

　さらに、Amazon Driveに保存したデータやAmazon Photosに保存した写真や動画も失われてしまうため、その点はしっかり理解しておきましょう。